最新のBIダッシュボードの4つの主要な機能

最新のBIダッシュボードの4つの主要な機能

ビジネスインテリジェンスダッシュボード (BI ダッシュボード) は30年以上前からあるパラダイムであり、その多くは根本的な制限に対処できるほど急速に進化していません。

ダッシュボードは、ビジネスパフォーマンスに関する重要なデータを可視化した便利なレポートであり、重要なデータを一目で把握できるようにデザインされています。

ダッシュボードに対して多くの企業が何年にも渡り直面してきた課題は、詳細なコンテキストなしでは、誰もがインサイトを得たり、データを理解したりするのは難しく、これによりダッシュボードの価値が制限されていることです。

ビジネスにあまり精通していない場合、BIダッシュボードを閲覧して変化を確認したとしても、その変化の何が、どうして、どのようにして発生したのかまでを理解しているとは限りません。これに対処するためには、通常のダッシュボードでは提供されない、人間によるコンテキストが必要です。ありがたいことに、最新のBIソリューションは、エンドユーザーに詳細なコンテキストとガイダンスを提供する4つの主要な機能を提供しています。

 

BIダッシュボード: 拡張アナリティクスがより多くのガイダンスとコンテキストをもたらす4つの方法

ダッシュボードは、それ自体ではまったくアクションを推進しません。これは、指標を閲覧して概要を掴むために使用されます。ほとんどの人々は、表示された数字の背景にあるコンテキストや、参照先に関するガイダンスなしに、このように要約されたデータに基づきアクションを起こすことはできません。

従来のダッシュボードは、分析負荷の大部分をユーザーに押し付ける傾向がありますが、彼らの多くはガイダンスなしにアクションを起こせるほどデータに精通してるわけではありません。また、エンドユーザーはデータの隠れた変化を手作業で明らかにすることを期待されています。

実際のところ、多くの人々が十分な時間を確保できないか、インサイトを探索する意欲がわかないため、ダッシュボードがユーザーのニーズに合わせて構築されていない場合、彼らが必要とするものを見つけられる可能性は非常に低くなります。

最新のBIソリューションが目指しているのは、ダッシュボードの分析プロセスの多くを自動化する拡張アナリティクスを活用して、スキルレベルやデータ知識に関係なく、すべてのユーザーが容易に実用的なインサイトを見つけ、理解し、それに基づきアクションを起こせるようにすることです。拡張アナリティクスを使用することで、ダッシュボードの分析負荷は軽減し、ユーザーに表示する各データポイントを説明する関連情報を動的に求めることで、より広範な数字の背景にある貴重なコンテキストを提供することができます。

ダッシュボードエクスペリエンスを拡張するアナリティクスには、以下4つの主要な機能があります。

 

1. 自動分析

自動分析は自動ビジネスモニタリングとも呼ばれ、一般的なユーザーがダッシュボードを使用して手作業で行うよりも速く、データの重要な変化を自動的に特定し、表示することができます。自動分析機能を備えたダッシュボードは、隠れた変化を見つけるために、ユーザーに手作業でデータを確認させることはありません。これは人工知能 (AI)、機械学習 (ML)、自然言語 (NL) 技術を使用してプロセスの大部分を自動化することで、ユーザーの作業負荷を軽減し、データの背景にある詳細を明らかにするのに役立つ自動アラートを提供します。

より詳細な情報はこちら: 自動ビジネスモニタリングとは何か?

2. 自動インサイト

次は自動インサイトです。これにより、ユーザーはAIを使用して分析アルゴリズムを実行し、変化の根本原因である「なぜ」を見つけることができます。データアナリストに詳細な分析を依頼するのではなく、プロセス全体がダッシュボード内でマシンにより生成されます。これによりエンドユーザーは、ダッシュボードでのデータ探索でIT部門に頼る必要がなくなり、AIにより生成された説明や比較を活用することで、データドリブンな意思決定に必要なガイダンスやコンテキスト、自信を得ることができます。

より詳細な情報はこちら: 自動インサイトとは何か?

3. 文脈的アナリティクス

次は、ユーザーがアクションを起こせるように導く機能です。これは、ダッシュボードに組み込むことのできるデータサイエンスモデルにより実現され、ワークフローをトリガーすることで、取るべき正しいアクションをユーザーに伝えることができます。これにより、エンドユーザーはダッシュボード内で直接アクションを実行し、APIを介して既存のトランザクションアプリケーションを更新することができます。多くのBIソリューションでは、このダッシュボードへのアクションの統合を別の名前で呼んでいますが、Yellowfinでは、組み込みアナリティクスの次なる進化である、文脈的アナリティクスとして知られています。

より詳細な情報はこちら: 文脈的アナリティクスとは何か?

4. データストーリーテリング

最後は、データストーリーやデータ主導プレゼンテーションによる長編形式のナラティブの復活です。これらのデータストーリーは、グラフやビジュアライゼーションを専門家により作成されたコンテキストと組み合わせることで、何がどのような理由で起きたのかを説明します。データストーリーテリングコンポーネントを提供するBIソリューションにより、企業はビジネスインテリジェンスダッシュボードデータの主要なインサイトを共有し、学びを得ることで、ビジネスの変化に合わせた戦略を適応させることができます。

より詳細な情報はこちら: データストーリーテリングとは何か?BIにおけるコンテキストおよびナラティブの価値

これらの新しいツールから得られるインサイトを「より詳細に」するのは何か?

これら4つの拡張アナリティクスツールは、一般的なダッシュボードが提供しないガイダンスやコンテキストを提供することで、ビジネスインテリジェンスダッシュボードのエクスペリエンスを変革します。

これらのソリューションが、一般的なビジネスインテリジェンスダッシュボードを単独で使用するよりも優れているのは、それぞれが固有の問題の解決に特化しているからです。

  • 自動分析はデータの重要な変化を見逃すことがありません。
  • 自動インサイトは、物事が起きた理由の発見プロセスである根本原因を分析します。
  • 文脈的アナリティクスのデータサイエンス統合は、データの変化に基づき取るべきアクションをトリガーします。
  • データストーリーテリングは、データの変化がビジネスにもたらす意味に関して、人間の貴重なインサイトを提供します。

これらを組み合わせて使用することで、すべてのBIダッシュボードユーザーにより詳細に統合されたアナリティクスエクスペリエンスを提供し、アナリティクスへの投資を効果的なものにすることができます。

 

拡張アナリティクスを使用して既存のビジネスインテリジェンスを最新化する方法

すべてのビジネスが最初に同意する必要のある主な考慮事項は、拡張アナリティクス機能を備えたBIソリューションを採用する前に、BIダッシュボードからどのような動作を実行したいのかです。

ビジネスインテリジェンスダッシュボードソリューションを採用する前にこれを理解することで、各ツールを効果的に使用するためにIT部門に要求される負荷のレベルや、必要なトレーニングを決めることができます。

IT部門の観点からみると、自動分析や自動インサイトの設定は比較的簡単です。ただし、データおよびフィールドの相対的なビジネス上の重要性を理解しなくてはいけません。アクション志向のダッシュボードを実装するのはより大変ですが (そしてYellowfinでは、信頼できるBIベンダーでこの機能を構築するよりも、購入することをお勧めしますが)、その見返りは非常に大きくなります。そして、データストーリーテリングはビジネスと密接に関係しているため、ここで行うことは、企業にとってその機能を有効にすることだけです。

エンドユーザーの観点からは、自動分析や自動インサイトの結果を効果的に使用するために、ある程度のトレーニングが必要です。よくできたアクションベースのBIダッシュボードは、文脈的アナリティクスを備えているため、直感的に操作できるはずです。人々はストーリーを共有することも好きなので、データストーリーテリングを理解して活用するのは非常に簡単です。

 

既存のBIダッシュボードを拡張するベストプラクティス

ダッシュボードとデータ戦略を最初に構築する: まずは組織内で促進したい動作を計画します。ダッシュボードを使用した結果、ユーザーに何をしてほしいのかを考えます。これらの目標を達成するためにどのようにダッシュボードを使用するかについて、エンドユーザーや意思決定者を教育します。

エンドユーザーと意思決定者を教育する: エンドユーザーに自動インサイトや自動レポート、データストーリーテリングの使用方法やベネフィットを理解してもらいます。これは何を意味しているのか、これに基づきどのようにアクションを起こすのか、どのように対処する必要があるのか、ユーザーがダッシュボードから得る機能と価値をどのように向上させるのかを説明します。

部門やユースケースに応じてダッシュボードを調整する: 多くのデータを詰め込んだ画一的なダッシュボードを構築するのではなく、特定の業務成果を促進する、より焦点を絞ったダッシュボードを作成します。例えば、マーケティングに関するすべての情報をまとめたダッシュボードをひとつ作成するのではなく、有料広告による支出、取るべきアクション、有効にすること、無効にすることなど、焦点を絞ったダッシュボードを備えます。

ストーリーテリングを使用してデータとアクションを結びつける: 最後に、トップダウンとボトムアップ両方のアプローチをデータストーリーテリングに結びつけます。これにより、組織内のリーダーが伝えたいストーリーを伝え、データを使用して議論をサポートし、より幅広い層のビジネスユーザーが自分のデータを使用して独自のストーリーを伝え、組織全体にアナリティクスを浸透させることができます。これにより、プロセスの文化も変えることができます。

 

最新のBIダッシュボードを作成する方法

ダッシュボードは現在でもビジネスインテリジェンスにおいて重要な役割を担っており、「ダッシュボードの終焉」を呼びかけるには少し時期尚早です。しかし、これは要約された数値をモニタリングするだけの単純なツールから、実際の動作やアクションを促進するツールへと進化する必要があります。

そのためには、新しい機能を追加してダッシュボードを拡張し、ユーザーがデータに隠れた変化を発見し、これらの変化が起きた理由を理解して、発生したことに基づき適切なアクションを起こす、このすべての過程をダッシュボード内で行えるようにしなくてはいけません。

しかし、すべてのダッシュボードが拡張アナリティクス機能をサポートしているわけではありません。これには、最新の機能をすべて備えた最新のBIダッシュボードソリューションが必要になります。Yellowfinは、これら4つの拡張アナリティクス機能をダッシュボードに備え、さらにそれ以上のものを提供しています。

Yellowfin ビジネスインテリジェンスダッシュボード: 無料評価版

Yellowfinの組み込みアナリティクスを使用して、実際のユーザーがエンドツーエンドのビジネスインテリジェンスダッシュボードソリューションをどのように活用しているのかを、無料評価版をお試しいただくことでご確認いただけます。

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