Yellowfin 対 Power BI: 違いは何か?

Yellowfin 対 Power BI: 違いは何か?

新しいビジネスインテリジェンス (BI) ソリューションを採用する場合、アナリティクスを可能な限りシームレスにビジネスに統合し、新しいツールの価値を実現するために、その機能セットと特徴を十分に理解する必要があります。

前回は、YellowfinがPower BIを補完するソリューションとして使用できることを紹介しました。本ブログでは、最新バージョンのYellowfinとMicrosoft Power BIの機能の正確な違いを理解していただくことに焦点を当てています。

 

1. データ保護

Power BIは、すべてのデータがコンテンツ作成者に表示されるため、組織内でセルフサービスビジネスインテリジェンスとして導入するのは困難です。例えば、人事レポートを作成するユーザーはすべての従業員情報にアクセスできるため、給与などの権限のないユーザーがアクセスできないようにしたい機密データを保護するためには、データセットを分離しなくてはいけません。現在、(コンテンツ作成者を含む) すべてのユーザーのデータアクセスを制限する方法は、データソースレベルでロウレベルセキュリティ (RLS) を実装するか (一部のデータソースではPower BIを使用して実装可能)、個別のワークスペースを使用するかの2つしかありません。しかし、データセットやワークスペースが増えるということは、管理するものが増えるということであり、管理作業が複雑になります。

これに対してYellowfinでは、アクセスフィルターを使用してRLSとカラムレベルセキュリティ (CLS) を適用したデータをコンテンツ作成者が利用できるようにするため、ダッシュボードやレポートの意図しないまたは許可されていないコンテンツ作成者に適切な権限なしに機密データやコンテンツが表示される心配がなく、組織内でセルフサービスBIとして安全に展開することができます。また、データセットを分離して管理の複雑さや負荷を増やすことなく、レポート作成者に安全なデータを提供できることを意味します。

全体として、Power BIでデータベース環境を制御するのはYellowfinよりもはるかに複雑であるため、データへのアクセスを制御し、より強力なガバナンスを維持して、データベースをより簡単に管理したいのであれば、Yellowfinの方が適しています。

より詳細な情報はこちら: データガバナンスとは何か?アナリティクスにおける説明責任と品質管理

 

2. デプロイのスピード

Power BI デスクトップでは、ユーザーが任意のデータベースに接続したり、Microsoft Excel スプレッドシートファイルからデータをインポートしたりできるため、組織が必ずしも許可していないデータ (安全でないデータや信頼性の低いデータ) をユーザーが使用する可能性があります。ワークスペース上で許可されたデータセットを使用するように運用ルールを設定することはできますが、ユーザーが許可されていないデータを使用することを完全に防ぐ方法はありません。

Yellowfinでは、管理者が利用可能なデータソースを一元管理することで、データソースを管理する適切な権限を持たないユーザーが不正なデータを使用してコンテンツ (ダッシュボードやレポート) を作成するのを防ぎ、信頼できるデータソースに基づいた分析を実施できるようにすることで、この問題に対処しています。

 

3. マルチテナント

外部サービスを構築する場合、顧客ごとにテナントを分けてマルチテナント構成にできることが必須要件になります。

しかし、Power BIにはテナントという概念がないため、ワークスペースをテナントであるかのようにデプロイする必要があり、テナントを作成するたびにコンテンツをアップロードしなくてはいけません。ワークスペースはユーザーのコンテンツへのアクセスを分けるためにも使われるため、複数のワークスペースが1つのテナントを構成することは容易に予想ができますが、現在これを管理するメカニズムはありません。

これとは対照的に、Yellowfinにはマルチテナント用に設計されたクライアント組織機能があります。テナントには、デフォルト組織とクライアント組織の2層の親子構造があります。前者は親テナントで、それに応じてクライアント組織を管理することができます。

より詳細な情報はこちら: マルチテナントとは?

 

4. 編集と公開

Power BIデスクトップで作成したコンテンツを共有するには、Power BIサービスの適切なワークスペースにアップロードする必要があります。ワークスペースごとにアクセス権が設定されているため、ユーザーは自分のアクセス権に対応するワークスペースを選択し、そこにコンテンツをアップロードしなくてはいけません。BIツールで作成したコンテンツは、組織の指標の変化に応じて調整する必要があります。運用に伴って変化するコンテンツと、それをユーザーがアップロードするワークスペースの両方を管理することは、組織の規模が大きくなるにつれて複雑で面倒になります。

Yellowfinはウェブブラウザで操作できるため、デスクトップツールが不要になります。作成したコンテンツはサーバーに保存および公開されるため、エンドユーザーは常に最新のコンテンツにアクセスすることができます。コンテンツのバージョンを管理する必要がないため、管理者は組織の変化に応じてアクセス権の変更に専念することができます。

 

5. ロールベースのアクセスおよびワークスペースの権限

Power BIワークスペースのアクセス権は、4つの定義済みロールから選択して設定する必要があり、細かな調整ができません。各ロールに定義されている権限は、現時点ではカスタマイズできません。

Yellowfinのロールは、130を超えるカスタマイズ可能な権限設定で作成できます。管理者は、レポートを作成できない「データソース管理者」や、ユーザー管理のみが許可された「レポート閲覧者」など、通常とは異なるロールを作成することも可能です。

 

6. データアップロード

現在、Power BIでは、共有ワークスペースに10GBまでしかデータをアップロードすることができません。アップロードされたデータは自動的に圧縮されますが、圧縮後にデータが上限に達した場合は、別のワークスペースにアップロードする必要があります。そのため、管理者はデータアクセス権とデータ容量によってワークスペースを分ける必要があるため、管理はより複雑になります。この問題は解決することができますが、100TBまでのデータをアップロードできるプレミアム容量 (追加料金発生) を契約しなくてはいけません。

Yellowfinはインメモリで動作し、データに依存しないため、扱えるデータ量に制限はありません。データ量に応じたデータベース製品をデータソースとして使用することで、最適なパフォーマンスで分析を行うことができます。Yellowfinの仕組みは、大量のデータを高速に処理して返すことができるデータウェアハウス製品との互換性が高く、これはインメモリBIツールにはない大きな利点です。

 

7. データアラート

Power BIでは、他のユーザーにアラートを送信することができず、受信するユーザーが設定をしなくてはいけません。また、アラートを設定できるのは、タイル、ゲージ、KPIの3種類のビジュアライゼーションのみです。そのため、アラート機能を使用したい場合は、これら3つのいずれかを作成する必要があります。

Yellowfinでは、ブロードキャスト機能を使用することで、自分自身だけでなく他のユーザーにもアラートを送信できます。さらに、受信者をYellowfinのレポートとして作成することで、レポート内のユーザーにアラートを通知することもできます。ブロードキャスト機能では、レポート結果をHTML、PDF、TEXT、CSV、XLSX、DOCX形式で電子メールに添付できます。PDFはパスワードで保護することもできます。アラート (ブロードキャスト) は、あらゆるタイプのビジュアライゼーションに対して設定することができます。レポートにブロードキャストを設定することで、レポートに含まれる表やグラフの種類は問いません。

より詳細な情報はこちら: Yellowfin ブロードキャストとは何か?既存のBIに行動喚起 (CTA) を追加

 

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