Yellowfin ブロードキャストとは何か?既存のBIに行動喚起 (CTA) を追加

Yellowfin ブロードキャストとは何か?既存のBIに行動喚起 (CTA) を追加

アナリティクスの導入における最も一般的な課題のひとつは、顧客やエンドユーザーがデータやレポート作成ツールを見て価値を引き出せるようにすることです。

残念ながら、新しく改良された組み込みアナリティクスツールを人々に提供するだけでは、追加の支援や働きかけなしにすべての人々がアナリティクスツールを使えるようになる保証がありません。ガイダンスや動機付けがなければ、組織内の一部の顧客やユーザーは、ツールを使用してデータのインサイトを分析したり、共有したりすることに価値を見出せないかもしれません。

データ主導のビジネス文化を構築するには時間がかかりますが、最新のビジネスインテリジェンス (BI) およびアナリティクスソリューションには、ユーザーが新しいツールを最大限に活用できるようにするのに役立つ多くの機能が組み込まれています。

Yellowfinでは、これらの機能のひとつをブロードキャストと呼んでいます。

 

Yellowfin ブロードキャストとは何か?

Yellowfin ブロードキャストは、組織全体の関係者にレポートやダッシュボードを自動配信できるYellowfinだけの自動アラートビジネスワークフロー機能です。

この機能により、すべてのユーザーが常に最新のデータを手にすることができ、重要なインサイトはスケジュール設定された電子メールにより直接提供されるため、アナリティクスソリューションとのエンゲージメントを最大限に高めることができます。

例えば、Yellowfin ブロードキャストを使用することで以下を実現できます。

  • 経営陣は、受信箱に配信された最新の重要業績評価指標 (KPI) の確認から一日を始めることができます。
  • マーケティングチームは、毎週のウェブトラフィックの変化、外れ値、傾向のアップデートを入手できます。
  • 小売店では、シフトの変更に合わせて毎日の売上レポートを受け取ることができます。
  • それ以外にも、数多くのビジネス事例があります。

 

ブロードキャストはエンドユーザーや顧客に直接結果を配信するため、ビジネスにおけるレポートの配布をさらに効率化し、Yellowfinを使用して作成されたレポートやダッシュボードに、より効果的な行動喚起 (CTA) を追加することができます。

より詳細な情報はこちら: Yellowfin BIによるプロアクティブアラートとブロードキャスト

 

Yellowfin ブロードキャストの仕組み

ブロードキャストは、定義されたスケジュールや設定可能なルールセットに基づいて、コンテンツ (ダッシュボードまたはレポート) を電子メール経由で1人または複数のエンドユーザーに自動的に送信することで機能します。

ブロードキャストボタンは、各ダッシュボードやレポートの上部ナビゲーションメニューにあり、これを開くと次の6つのステップで構成される多数のオプションが表示されます。

  1. 配信先: 組織内の誰が電子メールでブロードキャストレポートを受信するのでしょうか。個人、ユーザーグループ、外部メールアドレス、FTPサイトから選択します。
  2. 電子メール: 共有されるレポートとその理由は何でしょうか。ここでは、配信されるコンテンツに付加的に価値ある文脈を追加するために、件名のカスタマイズや説明を追加できます。
  3. ファイル: ダッシュボードやレポートコンテンツを共有する形式はどれでしょうか。ブロードキャストでは、レポートへの直接リンク、DOCX、TXT、XLSX、PDF、HTML、CSVなど、複数のファイル形式がサポートされています。利用できる形式はコンテンツに応じて異なります。例えば、ダッシュボードは視覚的な性質があるため、PDF形式でのみエクスポートできます。
  4. ユーザープロンプトフィルター: ブロードキャストに使用するフィルター値は何でしょうか。レポートに保存されている現在のフィルター値またはデフォルトフィルター値から選択できます。
  5. 頻度とタイムゾーン: ブロードキャストをどのくらいの頻度で配信しますか。分単位、日次、週次、月次、四半期ごと、隔年、または平日や月末など、レポートの配信頻度をドロップダウンメニューから指定できます。また、この項目では、レポートが電子メール配信される正確なタイムゾーンや時間を選択できます。
  6. エラー通知: レポートの配信に失敗したらどうすればよいでしょうか。配信されたレポートスケジュールが失敗した場合、システム管理者に通知するオプションがあります。
  7. スケジュール: どのようなスケジュールでブロードキャストを配信しますか。ここでは、継続的なスケジュール (選択した頻度で常にレポートが配信される) または、アラートベースのスケジュール (結果がアラート配信ルールに一致する場合、選択した頻度に基づいてレポートが配信される) から選択できます。
  8. アラート配信ルール: これは、前のフィールドでこのタイプのスケジュールを選択した場合にのみ指定でき、その条件が満たされた場合にのみレポートが配信されます (会社名が定義された値と等しい、など)。また、こちらで作成した条件に基づいて、例外ベースのレポートを配信することもできます。

 

ブロードキャストがどのように機能し、Yellowfin インターフェースでどのように見えるかを視覚的に理解するには、以下の便利なウォークスルービデオをご覧ください。また、Yellowfin ブロードキャスト機能の技術的な詳細については、Yellowfin Wikiのブロードキャストページをご参照ください。

 

Yellowfin ブロードキャストのメリットは何か?

Yellowfin ブロードキャストは、ビジネス全体のレポート配信を大幅に合理化し、誰もが情報を取得し、必要なときに関連するデータ主導のインサイトをタイムリーに入手し、ビジネスに重要な意思決定を迅速に行うことができます。

自動化により、責任者や業務部門のユーザーは、重要な情報を必ずしも手動で共有する必要がなくなります。また、レポートやダッシュボードのすべての配信は、カスタマイズされたスケジュールで行われ、パラメーターも簡単に設定できるため、共有し忘れる心配もなくなります。

ブロードキャストはまた、通常手作業でレポートを作成・配信することで発生する重要な情報を受け取る際の潜在的な遅延をなくし、ユーザーが直接行動を促されるたことでデータ主導の文化を育成し、BIを日々ワークフローの一部にするのに役立ちます。ブロードキャストは、Yellowfinの自動化されたアラート機能と自動インサイト機能とともに、すべてのユーザーがデータに確実に関わることのできる素晴らしい方法です。

より詳細な情報はこちら: Yellowfin セルフサービスアナリティクスは自動データインサイトにどのように役立つのか

 

Yellowfin ブロードキャストをお試しください

Yellowfin ブロードキャストのビジネス上の利点を発見し、レポートやダッシュボードに行動喚起 (CTA) を追加する方法をご確認ください。今すぐデモをお試しいただけます。

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