Yellowfinのクールな機能パート2: ブロードキャストとブックマーク

Yellowfinのクールな機能パート2: ブロードキャストとブックマーク

本ブログシリーズでは、Yellowfin 最高技術責任者 (CTO) であるBrad Scarffが、Yellowfin 組み込みアナリティクス製品の最もクールでユニークな機能について紹介します。

設定したスケジュールでレポートの配信を自動化できるとしたらどうでしょうか。

すべてのレポートフィルターやドリルダウンが保存された状態を作成できるとしたらどうでしょうか。

Yellowfinはこれを可能にしています。

本ブログシリーズのパート1では、レポートをポップにするために使用できるYellowfinの豊富な機能をいくつか紹介しました。本ブログでは、フィルターが設定されたレポートやダッシュボードのユーザビリティを向上させる実用的な機能や、ユーザーが必要な時に必要な場所で情報にアクセスできるようにするための定期的なレポートの配信方法について紹介します。

 

Yellowfin ブックマーク

中断した場所からすぐに読書を再開できる実際のブックマーク (しおり) のように、Yellowfinでは、レポートとダッシュボードの両方にブックマークを作成できます。ブックマークは、レポートおよびダッシュボードの状態を保存するために使用できます。そのため、これらを再度開いた時には、最後に閲覧したときのように表示されます。

ブックマークを使用すると、すべてのフィルターの状態や現在のドリルダウンの状態を保存できます。例えば、グローバルの売上を表示するレポートがあるとします。しかし、その中の1つの地域のみを管理している場合、特定の地域でフィルタリングされた状態で閲覧したいと思うでしょう。さらに、そのレポートにドリルエニウェアが設定されていれば、製品カテゴリまでドリルダウンされたメインレポートを表示したいかもしれません。Yellowfin ブックマークは、フィルター状態だけでなく、ドリルダウンの状態を保存して作成することができます。そして、ブックマークをデフォルトとして設定することで、ダッシュボードを開くたびに、自動的にそのフィルターが適用されます。

 

1つのレポートやダッシュボードに対して複数のブックマークを作成することができ、他のユーザーと共有することもできます。

より詳細な情報はこちら: Yellowfin ブックマークとは何か?

 

Yellowfin ブロードキャスト

ビジネスユーザーは仕事の様々な要求に追われて忙しいため、必要なデータにアクセスするためにBIプラットフォームにログインする時間を取るのは煩わしいものです。多くのユーザーは、必要なデータが必要なときに、必要なだけ配信されることを望んでいます。

Yellowfinでは、ダッシュボードやレポートをブロードキャストと呼ばれるスケジュールで配信することができます。ブロードキャストには、最も複雑なレポート要件を満たすように設計された柔軟な機能が多数あります。

 

より詳細な情報はこちら: Yellowfin ブロードキャストとは何か?既存のBIに行動喚起 (CTA) を追加

 

受信者一覧

ブロードキャストを受信するユーザーを定義するには、いくつかのオプションがあります。

ブロードキャストは個々のユーザー、ユーザーグループ全体、さらにはシステムの外部のユーザーにも配信できます。また、受信者一覧は、Yellowfinで定義された別のレポートから動的に作成することもできます。例えば、組織であれば、従業員のメールアドレスや所属部署などの情報をデータベースで管理しているでしょう。

そのため、特定の部署の従業員に配信するレポートを自動的に設定することができ、従業員が部署に入ったり辞めたりすると、レポートの配信は自動的に調整されます。同じメカニズムを使用して、各従業員に対して一意のフィルターを設定できるため、1つのブロードキャストスケジュールから異なる従業員にレポートのユニークなコピーを配信することができます。

 

レポート書式

Yellowfin ダッシュボードやレポートは、様々な形式で配信できます。最も基本的なレベルでは、レポートをリンクとして配信し、クリックするとYellowfinが開き、レポートやダッシュボードがユーザーに表示されます。このメカニズムを使用すると、データのコピーがYellowfin プラットフォームを離れることはなく、データセキュリティ侵害のリスクを最小限に抑えることができます。レポートやダッシュボードは、PDFの添付ファイルとして電子メールで配信することもでき、さらに、XLSX、DOCX、CSV形式の生データとして配信することもできます。データをPDFとして配信する場合、さらにデータセキュリティを高めるために、PDFを開くためのパスワードを定義することもできます。

さらに配信の柔軟性を高めるために、ブロードキャストはアクセス可能なディスクまたはフォルダーに書き込むこともできます。

 

フィルター値

ブロードキャストを設定する場合、ユーザーはレポートまたはダッシュボードのデフォルト値を使用するか、現在設定されているフィルター値を使用するかを選択できます。後者のオプションを使用すると、同じレポートやダッシュボードに対して複数のブロードキャストスケジュールを設定できます。

例えば、あるレポートにおいて、支払いが延滞している顧客に対してフィルターが適用されている場合、そのフィルターを使用してブロードキャストを設定することで、毎日回収部門に配信することができます。同じレポートで、過去30日以内に新規登録された顧客に対してフィルターを適用し、そのレポートをカスタマーサクセス部門に配信するようにブロードキャストを設定することで、新規顧客の立ち上がりをサポートできます。ブロードキャストは、上記の受信者項目でも説明したように、レポートから取得した動的なフィルター値を使用して設定することもできます。

 

連続スケジュールまたはアラートベース

ブロードキャストには定期的なスケジュールを設定できます。Yellowfinでは、分単位から年単位の頻度、ブロードキャストの送信時間帯など、きめ細かなスケジューリングが可能です。スケジュールは無制限、または特定の期間 (重要なセールス期間など) に設定できます。

ブロードキャストは、アラート基準に基づいて実行するように設定することもできます。そして、これらのルールが満たされた場合にのみレポートが配信されるようにルールを定義できます。例えば、顧客への請求が特定の閾値を超えた場合や、ある期間の請求の合計金額が閾値を超えた場合などに、監査チームへレポートを配信するようにルールを設定できます。

 

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