Yellowfinのクールな機能パート1: レポートをポップに

Yellowfinのクールな機能パート1: レポートをポップに

本ブログシリーズでは、Yellowfin 最高技術責任者 (CTO) であるBrad Scarffが、Yellowfin 組み込みアナリティクス製品の最もクールでユニークな機能について紹介します。

ビジネスインテリジェンス (BI) ツールに人工知能 (AI)、自動化、自然言語クエリーなど新しい機能が開発されているにも関わらず、大部分の組織では未だにレポートが情報伝達の中心になっています。

Yellowfinはレポーティングツールとして誕生し、20年に渡り、中核となるレポート作成機能への投資と機能強化を続けてきました。有用で、視覚的に興味深く、情報満載のレポートを作成できる柔軟性は、業界でも他に類を見ません。

もちろん、レポート作成の基本のすべてがYellowfinで網羅されています。高度なレポートビルダーを使用することで、ほぼすべてのデータソースに対してほぼすべてのクエリーを作成でき、自然言語クエリ (NLQ) やAIが生成する自動インサイトを使用してレポートを作成することもできます。標準的な表形式レポートやクロス集計レポートを作成したり、高度なサブクエリーを使用して複雑なクエリーを作成したり、異なるデータベースのデータを組み合わせて1つの統合レポートにまとめることもできます。

以下では、他のBIツールではあまり見られない、Yellowfinのクールな機能について紹介します。

 

1. スパークライン

レポートのセル内にスパークラインと呼ばれる小さなグラフを含めることで、レポートとのコミュニケーションを強化できます。スパークラインは、時系列データを配列としてレポートに統合し、これを線グラフまたは棒グラフいずれかのミニグラフに変換します。スパークラインはYellowfinの分析関数とカラムフォーマッターを使用することで簡単に作成でき、これらのミニグラフを活用することで、次の例に示すように、売上などの特定の数値の傾向を迅速かつ直感的に伝えることができます。

 

2. 条件付き書式

スパークラインと同様に、条件付き書式は、ユーザーが最も重要なデータの外れ値を素早く特定し、それに焦点を当てることができるようにすることで、表形式データのインサイトをより迅速に伝達できるようにデザインされています。

次のシンプルな例では、前年からの変化率 (Change from Previous Year) に条件付き書式が適用されており、変化が好ましくない場合は赤色で、好ましい場合は緑色で表示されています。

 

より高度なルールや書式の設定も可能です。例えば、より大きい、より小さい、等しい、一覧に含む、IS Nullなどを使用して、任意の数のルールを作成できます。フォントと背景色の両方を設定することも、色付きのバーやアイコンを表示するようにセルを構成することもできます。

次の例では、ツアー評価 (Camp Rating) は、レポート内の最大値に対する割合としてセル値を示すバーを表示し、セルが表す最大値の割合に基づいて色分けするように設定されています。これにより、評価の高いツアー、平均的なツアー、平均以下の評価を受けているツアーを一目で把握することができます。

 

3. セクション

セクション区切りを使用してレポートをセクションに分割することは新しいことではありません。Yellowfinは、セクションの定義と書式設定に関して非常に柔軟です。セクションを使用することで非常に大きな表を小さな表に分割することができ、情報を見やすく、消費しやすくすることができます。

Yellowfinはこれをさらに一歩進めたタブ付きセクションを備えています。タブ付きセクションは、セクションを定義するカラム (列) の各値を取り、レポートの上部にクリック可能なタブ制御を作成します。ユーザーは、次のセクションにスクロールすることなく、タブを使用することで簡単に別のセクションへ移動することができます。

 

さらに、レポートでグラフを作成すると、グラフ自体が各セクションに表示され、その特定のセクションのみのデータが含まれます。グラフはタブ付きセクションでも使用でき、表形式データと並べて表示できます。

 

4. きめ細かな書式設定

多くの顧客は、レポートやグラフの見た目について非常に具体的な要件を持っています。Yellowfinには、フォント、色、配置、日付・数値フィールド向けの様々なフィールド書式設定オプション、さらには独自のカスタムフォーマッターを作成する機能など、レポートやグラフコンテンツのための幅広い書式設定オプションを備えています。以下に、作成できるコンテンツのタイプの例をいくつか紹介します。

 

レポートグラフの書式設定について、より詳細な情報は、Yellowfin Wikiのそれぞれのページを参照してください。

さらに、合計フィールドの作成や書式設定にも多くのオプションがあります。標準的なレポートの合計は任意のフィールドに作成でき、集約は合計、平均、個数、Count Distinctなどに定義できます。小計を定義することができ、セクション概要と呼ばれるセクションの合計を定義することもできます。合計や小計はレポートまたは関連するセクションの最後 (デフォルト) または最初に表示するように定義できます。

合計および小計に個別の書式を適用することもできます。レポートデザイナーは、これらの書式設定を活用することで、異なるフォント (タイプ、色、サイズ、スタイル) や異なる背景色を使用した視覚的に目立つ合計行を作成できます。

 

合計の定義や書式設定について、より詳細な情報は、Yellowfin Wikiを参照してください。

 

5. グループ化された変数

最後のトピックは、「バケット化」やグループ化として知られる、グループ化された変数です。データのグループ化は、スコアや年齢、場合によってはリクエストなどの連続変数で使用すると便利な場合があります。次の例では、ツアー評価の平均スコア (0から10の間の連続変数) を3つのバケットまたはグループにグループ化しています。そして、前述の条件付き書式を使用して、グループ値を色分けしています。これにより、ユーザーはより直感的かつ効率的にデータを解釈することができます。

 

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