デザインの柔軟性がダッシュボードエクスペリエンスを向上させる方法

デザインの柔軟性がダッシュボードエクスペリエンスを向上させる方法

Yellowfin プロダクトデザイン責任者およびクリエイティブディレクターのTony Prystenは、そのキャリアの中でブランド、デザイン、広告の分野に従事してきました。その豊富な経験をYellowfinにもたらすことで、現在はYellowfin製品の創造的およびUXエクスペリエンスを形作っています。今回は、デザインの柔軟性がダッシュボードエクスペリエンスをどのように向上させるのかについて、彼の考えを紹介していきます。

優れたデザインとは何か?

優れたデザインは常に見た目に美しいですが、それだけではありません。優れたデザインとは、それをユーザーが見たり、使用したりした後で、どのように感じるかです。その良い例として、「優れた車」があります。それはドアの閉まる音や、ハンドルの感触かもしれません。優れたデザインとは形のない小さなものですが、特に考えることなく必要な作業をこなせるため、良い気分を与えてくれます。アナリティクスの優れたデザインにおいても、同じことが言えます。

ダッシュボードを例に挙げてみましょう。わたしたちは、ユーザーがダッシュボードを見たときに、使いやすく、論理的なフローがあり、目の前のデータを理解できるという感覚を持ってほしいと考えています。しかし、彼らは積極的にそれを口にしないかもしれません。ただダッシュボードを使用して、データから簡単に何かを発見し、それに基づきアクションを起こしたり、意思決定をしたりするでしょう。

 

Yellowfin 9はどのようにしてデザインの柔軟性を提供するのか?

Yellowfin 9は、人々が求めるあらゆるタイプのダッシュボードを作成できるように構築されています。これは、一般的なグラフィカルインターフェースタイプのソフトウェアに似たUIを備えているため、グリッドや色などに縛られることはありません。

「ブループリント」と呼ばれる新しい機能を使用することで、ダッシュボード作成者は、求めるものを明確にすることができます。上級レポート作成者と、驚くほど柔軟なデザインプラットフォームにより、デザインのあらゆるコンポーネントを簡単にカスタマイズできます。柔軟性は、色やフォントなどのデザイン要素を、特定のユースケースに最適な方法で作成できます。そのため、厳格なグリッド形式や固定コンポーネントに縛られることなく、デザイナーは、特定のダッシュボードに求めるすべてを実行することができます。

エンタープライズにとって、これはダッシュボードに自社ブランドを反映できることを意味します。ソフトウェア開発企業は、共通の開発言語を使用してアクションを記述したり、まったく使用せずに既存のアナリティクスエクスペリエンスに適した自社ブランドまたは自社プラットフォームのダッシュボードを作成できます。これにより、エンドユーザーにとってどのようなエクスペリエンスが最適になるのかを、一歩下がって考えることができます。それから、データやデザインの原則を理解している人々と協力して、ユーザーにとって本当に優れたダッシュボードアナリティクスエクスペリエンスを作り出すことができます。

誰もがこれらのツールを使用して優れたデザインのダッシュボードを作成できるのか?

不適切な人がデザインツールを手にした場合は、必ずしも良い結果につながるとは限りません。PowerPointのプレゼンテーションを例に挙げてみましょう。PowerPointには何でもできる機能がありますが、うんざりするようなデザインに、わたしたちは何度目を向けるでしょうか。これは、大部分の人々はデザイナーとしての専門的なトレーニングを受けていないか、十分な経験を積んでいないことが原因です。

デザインの柔軟性により、デザイナーは実績のあるデザイン原則に従い、ダッシュボードエクスペリエンスを通して人々を導くことができます。しかし、優れたダッシュボードのデザインは、デザイナーの本質的な仕事ではありません。本当に優れたダッシュボードエクスペリエンスとは、ビジネスユーザーやアナリスト、デザイナー間で繰り返されるコラボレーションです。それはどのようなものでしょうか。ビジネスユーザーは、必要なものを特定します。アナリストはデータを理解し、適切な情報を適切なときに表示する最適な方法を決定します。それからデザイナーは、実績のあるデザイン原則を用いて、ビジネスユーザーが実現しようとしていることをデザインが妨げることなく、適切な物事の特定やそれに基づくアクションの実行を容易にします。

Yellowfin 9では、データアナリスト、ビジネスユーザー、デザイナーが一緒に優れたダッシュボードデザインを反復できるように、柔軟性を備えたプラットフォームを構築しています。

組織にとってデザインの柔軟性がもたらす恩恵は何か?

デザインの柔軟性は、ユーザーがよりデータにアクセスできるようサポートします。よりデータ主導の組織を目指している場合は、データへのアクセス性を高めるためにできることが多ければ多いほどよいでしょう。

アクションを自動化する最新のダッシュボードを構築する方法

拡張アナリストと合わせてローコード・ノーコード機能を使用することで、アクションを自動化し、ワークフローを統合する強力なダッシュボードを提供できます。

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