埋め込みダッシュボードの特徴やメリット・実装手順・デザイン事例まで徹底解説

埋め込みダッシュボードの特徴やメリット・実装手順・デザイン事例まで徹底解説

  • 埋め込みダッシュボードってなんだろう
  • 埋め込みダッシュボードを使いたいけどどうすればいいのか
  • 毎日利用するツールにダッシュボードを埋め込んで手軽に確認できるようしたい

 

すでに利用しているツール上で分析データをまとめてみれるようにしたい、というニーズはよくあります。BIツールなどで作ったグラフやダッシュボードは、基本的にそのツールでしか見ることができませんが、埋め込みダッシュボート機能を利用すれば外部サイトにも表示させることが可能です。

今回は、世界で約29,000社以上にBIツールを導入いただき、データの可視化をサポートしているYellowfinが、ダッシュボードの埋め込みについて詳しくご紹介します。

埋め込みダッシュボードとは、外部のWebサイトやシステムにiflameやAPIなどを利用してデータを集計したグラフやサマリーを表示させる機能で、主にBIツールに実装されています。

埋め込みダッシュボードを活用すれば、CRMやSFA、人事向けの業務アプリケーションにデータ分析や可視化したグラフなどを表示させることができ、閲覧者は作業を途切れることなく閲覧できます。

埋め込みダッシュボードがよく活用される場所としては、顧客や取引先などに向けたプラットフォームやメンテナンスサイト、情報共有ポータルサイトなどがあります。

業務アプリケーションを提供する企業は、埋め込みダッシュボードによって、アプリケーションと一体化した機能としてクライアントにサービス提供ができ、競争優位性の確保と維持、アップセル機会の創出や業務効率化といった様々な効果を期待することができます。

 

埋め込みダッシュボード機能の特徴

ここでは、外部サイトにダッシュボードを埋め込むメリットについて以下の3点を解説をします。

  • ブラウザがあれば閲覧できる
  • 比較的簡単に実装できる
  • メンテナンスの負担が少ない

 

それでは、それぞれ見ていきましょう。

 

ブラウザがあれば閲覧できる

1つ目のメリットは、ユーザー側はブラウザがあれば閲覧できるということです。
埋め込んだダッシュボードを表示させるためにはブラウザがあれば実現できるため、ユーザーに新たにソフトウェアをインストールさせるなどの手間が必要ありません。今まで使っていたツールに埋め込む場合、ユーザーは今まで通りサービスにアクセスをすると、自動的に埋め込まれたダッシュボートもが閲覧できるようになります。


比較的簡単に実装できる

2つ目のメリットは比較的簡単に実装できるということです。
BIツールで実装されている埋め込みダッシュボード機能であれば、ツール側で生成される埋め込みタグをWebサイトに記述するだけで実装ができます。どういった情報を表示させるのか、管理者側が指定をすることも可能で、それに応じた埋め込みタグが生成されるという仕様が一般的です。

 

メンテナンスの負担が少ない

3つ目のメリットはメンテナンスの負担が少ないということです。

埋め込みダッシュボード機能は、BIツールなどのツール提供会社側でメンテナンスをします。そのため、特に利用企業側でメンテナンスをする必要がなく、一度設定すれば基本的には表示し続けることができます。

 

外部サイトにダッシュボードを埋め込む手順

ここでは外部サイトにダッシュボードを埋め込む手順についてYellowfinの場合を例に簡単に解説します。

ダッシュボードを表示させるためにAPIを活用します。Yellowfinの場合は、埋め込みできる情報に「レポート」と「ダッシュボート」があり、表示させる情報によって使い分けが可能です。そのため、まずどういった情報を表示させたいのか自社で要件を固めましょう。Yellowfinに実装されている共有機能の中で、埋め込みタグが自動生成できるので、そのタグをWebサイトなどに貼り付けるだけで実装ができます。

また、埋め込んだダッシュボードをユーザー側でロードする際にユーザー認証を要求することができ、Webサイトのログイン認証と連動した閲覧者の制限をすることも可能です。

関連記事:YellowfinのJavaScript APIを使った埋め込み 

 

埋め込みダッシュボードのデザイン性

埋め込みダッシュボードを検討する際、「デザインを自由に設定できるか」というデザインの課題があります。

しかし、例えばYellowfinのダッシュボードを埋め込む際、Yellowfinのロゴを表示することなく、組み込み先のアプリケーションの一機能として溶け込ませることが可能です。

PC向けだけでなく、iOS/Androidのモバイルアプリについても同様にデザインの自由度はかなり高く、アプリケーション内にグラフをシームレスに最初からグラフ機能を持っているかのように統合し、埋め込んだダッシュボード画面上で数字だけを見てみることも可能です。

 

埋め込まれたダッシュボードの表示例

最後に、埋め込みダッシュボードの表示例をご紹介します。

埋め込まれたダッシュボードには、ダッシュボード全体のタイトルバーと、それぞれのダッシュボードのレポート(埋め込まれたレポートと、同様に表示されます)があり、Yellowfinのフロントエンドから見た時と、同じように配置されます。

今回は、すでに利用している別のアプリケーションに、ダッシュボードを埋め込む機能について特徴や手順、実装例などをお伝えしました。

今お使いの企業のサイトに分析機能を追加したい場合も、Yelllowfinであれば素早く簡単に導入することができ、ユーザーはサイト内で手軽に分析をすることができるようになります。 

それにより、これまで以上にあらゆるデータを組み合わせ、データに基づいた意思決定を促進します。

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