IntendaはYellowfin BIを組み込むことでFraxses データプラットフォームを強化します

背景

Intenda は2001年に設立され、イギリス、EU、アメリカ、南アフリカに拠点を置く多国籍ソフトウェア企業です。主力製品である分散型データプラットフォーム「Fraxses」に加え、コンサルティングサービスやオーダーメイドソリューションの開発も行っています。同社の顧客基盤は、公共部門、銀行、保険、物流、セキュリティ、ヘルスケア、医療、石油化学、小売業など、様々な業界に及んでいます。

Intenda グループ CEOであるDean Peerlessは、Intendaの特徴を次のようにまとめています。「わたしたちの現実的なソリューションは、お客様のデータニーズを解決し、成長し、適応し、改善するようにデザインされているので、お客様は将来に対して自信を持つことができます。わたしたちは卓越したパーソナライズされたサービスを提供することに重きを置いており、お客様との永続的なパートナーシップに誇りを持っています。」

Yellowfinは、Fraxsesが市場で最も強力で多用途なデータプラットフォームとしての地位を確立する上で重要な役割を果たすでしょう。

Intenda ビジネスインテリジェンスマネージャー、Annelien de Jager

課題

ユーザーにとって機能が制限されたレガシーなアナリティクス

2022年6月に、AIGSのGustav PiaterとIntendaのAnnelien de Jagerは、トランザクションアプリケーションにおける組み込みデータアナリティクスと、YellowfinとIntendaのパートナーシップに焦点を当てたウェビナー「文脈的組み込みアナリティクスで既存のアプリケーションを加速させる」を共同開催しました。

ウェビナーでは、Fraxsesにおける組み込みアナリティクスの役割を説明するために、高性能車の例えが使われました。Fraxsesは車のエンジンのようなもので、非常にパワフルで、細かく調整され、効率的で、複数の複雑なプロセスを同時に実行することが可能です。しかし、エンジンを最大限に活用するためには、ドライバーはそのパフォーマンスを把握する必要があります。そのためには、ボンネットの中を覗き込むのではなく、速度や回転数、エンジン温度などを一目で確認できなくてはいけません。そこで、Fraxsesエンジンのパワーを補い、その潜在能力を最大限に引き出すダッシュボード (今回の例では、高度な統合アナリティクスモジュール) が必要になります。

IntendaのAnnelien de Jagerは、次のように説明します。「以前のバージョンのFraxsesには、ユーザーが外部のBIツールをプラットフォームに接続できるようにするデータビジュアライゼーションモジュールが含まれていましたが、その機能はやや制限されたものでした。」

Fraxsesの能力を最大限に引き出し、あらゆるデータニーズに対応するエンドツーエンドソリューションとするために、このプラットフォームには、実用的なインサイトを提供し、ユーザーがデータを可視化して対話できるようにする組み込みアナリティクスモジュールという重要な要素が必要でした。

ソリューション

区分けされた機能から、シームレスで完全に統合されたアナリティクスエクスペリエンスへ

Intendaは、ゼロから組み込みアナリティクスモジュールを開発するのではなく、パートナーとなるBIソフトウェアベンダーを探すことを選択しました。Gartner®︎ アナリティクスとBIプラットフォームのマジッククアドラント™️でYellowfinが3年連続ビジョナリー (概念先行型) に位置付けられたことに注目し、評価を行った結果、Yellowfinの能力とコンポーサビリティがFraxsesに完璧に適合することを確認しました。

前述のウェビナーにおいて、Gustavは、組み込みアナリティクスの成熟度曲線には5つのレベルがあり、その中で文脈的アナリティクスが最も成熟していると説明しています。このレベルでは、組み込まれたダッシュボードやレポートが、既存のアプリケーションのワークフローの一部になります。ユーザーはデータを分析するためにアプリケーションを切り替える必要がなく、データが取得されると、ダッシュボードが更新され、その変更がビジュアライゼーションに反映されます。既存のアプリケーションと組み込みアナリティクスの区別は、ユーザーには同じに見えるほどシームレスにすることができます。

ここまでFraxsesに統合できることが、IntendaがYellowfinとパートナー提携をする説得力のある理由でした。Intendaが重要な差別化要因と考えたその他の利点には、重要なデータイベントに応じてデータを自動的に分析し、パーソナライズされたアラートを生成するシグナルの機能、ユーザー同士やシステム内で発生したイベントと対話できる、タイムラインによって提供されるコラボレーションの可能性、これらのコンポーネントとビュー、レポート、ダッシュボード、ストーリー、プレゼントが、データを意味のある実用的なものにする強力なBIエコシステムを作成する方法などがありました。

 

 

 

 

 

結果

顧客向けシームレスなセルフサービスBIとより深い分析や監視機能

Yellowfinは、Fraxsesのアプリケーションに統合され、Insightsという新しいデータビジュアライゼーションモジュールが追加されました。

高性能車の例えに戻ると、Insightsモジュールは、ドライバーがエンジンのパフォーマンスを監視するために必要なダッシュボードを提供します。Insightsモジュールを支えるYellowfin アナリティクスコンポーネントは、Fraxsesの外観で再ブランド化され、完全にシームレスなユーザーエクスペリエンスを実現しています。Insightsが提供する利点には、ユーザーが高度にインタラクティブなダッシュボードを構築して、ビジネスパフォーマンスのリアルタイム監視と分析を可能にする機能や、分析のためのデータ準備の高度化が含まれます。さらに、Insightsにはデータストーリーテリングコンポーネントがあり、Fraxsesのユーザーは、データに文脈を与えることで、より優れたビジネスインサイトを得ることができるようになりました。

Annelienは、「この重要なモジュールは、Fraxsesプラットフォームの機能を拡張し、ユーザーが前例にない方法でデータを操作できるようにしました」と、述べています。

今後

Fraxsesは継続的に進化しており、2014年の最初のリリース以来、新しいリリースの度に新機能が追加され、データ管理ソリューションの最前線にあるプラットフォームであり続けてきました。Yellowfin BIの統合は、この進化における重要なマイルストーンになります。Insights モジュールがFraxsesを高める鍵であったことは疑う余地がありません。Yellowfin BIは、このモジュールに不可欠であり、単一製品で完全なデータファブリックソリューションを提供することに、このプラットフォームは益々近づいています。

最後にAnnelienは次のような感想を述べています。「Yellowfinは、Fraxsesが市場で最も強力で多用途なデータプラットフォームとしての地位を確立する上で重要な役割を果たすでしょう。」

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