Ask YellowfinとCode Assistantとは何か?Yellowfin AI チャットボットの紹介
データアナリティクスとビジネスインテリジェンス (BI) は、情報に基づいた意思決定を促進する上で重要な要素であり、今日の最高のソリューションは、人工知能(AI) を利用してユーザーを支援しています。
自然言語と機械学習 (ML) を活用したAIチャットボットは、大量のデータセットを迅速に分析し、ビジネスユーザーが問い合わせに対する有益な回答を見つけたり、推奨事項を得たり、さらには価値あるインサイトを発見したりするのに役立つインテリジェントなツールの1つです。
Yellowfin ユーザーがセルフサービスBIを活用できるよう支援するというYellowfinの継続的な取り組みの一環として、2つの新しいチャットボットであるAsk YellowfinとCode Assistantの提供開始を発表できることを嬉しく思います。*日本での提供開始時期は未定です。
Ask YellowfinとCode Assistant: 概要
Ask Yellowfinは、新しいAI搭載のチャットボットアシスタントであり、アナリティクスエンドユーザーが、基本的なナビゲーションから複雑な分析タスクまで、BIプラットフォームをナビゲートする際に、Yellowfinの使用方法に関する質問をしたり、リアルタイムのサポートやガイダンスにアクセスしたりすることができます。これにより、Yellowfin アナリティクスエクスペリエンスがさらにシームレスになります。
Code Assistantは、Ask Yellowfinを補完する専用のチャットボットであり、API リファレンス、背景情報、コードサンプルなど、Yellowfin RESTやJSAPIに関する技術サポートを提供します。
どちらのYellowfin AIチャットボットも、Yellowfin ウェブサイトから利用できるウェブベースの機能であり、基本的にはWikiとコード生成アシスタントツールとして機能します。この機能は、開発者やアナリストがYellowfinへの投資を最大限に活用し、Yellowfinでレポートをカスタマイズするためのコードを迅速に生成して、最も差し迫ったアナリティクスニーズを満たすことを目的としています。
より詳細な情報はこちら: チャットボットの歴史: 対話型AIの年表
Yellowfin チャットボットの主要な機能と利点
これらの新しいAI搭載チャットボットを提供する主要な構造として、IderaのAIDAプラットフォームを使用し、YellowfinのサンプルコードとYellowfin Wikiのドキュメントを使用して、各AIモデルをトレーニングしました。その結果、開発者やアナリストは時間を節約し、Yellowfin ドキュメントでヘルプを検索したり、コードを試したりするような面倒なプロセスを省略できます。
これは特に、顧客がYellowfinを簡単に導入やインストールしたり、Yellowfin 製品に関する問題や不明点について、最初に問い合わせを行う際に役立ちます。また、必要に応じてサンプルコードを生成することも可能です。
YellowfinのインテリジェントなAIチャットボットは、Yellowfin Wikiドキュメントから400以上のトピックについてトレーニングされており、公開からわずか3日で、Ask YellowfinとCode Assistantが回答を支援した質問は100件を超えました。
以下に、それぞれの詳しい内容と、どこからアクセスできるのかについて説明します。
Ask Yellowfinの使い方
Ask YellowfinとCode Assistantは、Yellowfin ウェブサイトのメインナビゲーションバーのサポート項目からアクセスできます。
2つのチャットボットのうちいずれかを選択すると、検索バーが表示され、問い合わせを入力できるようになります。また、それぞれの機能について簡単な説明も表示されます。
例えば、こちらはAsk Yellowfinが表示された画面です。
Ask Yellowfinは、情報に即座にアクセスし、Yellowfinの機能に関する質問に素早く回答を得ることができます。複雑な機能のナビゲーションを簡単に順序立てて案内し、Yellowfinを使用した分析、レポーティング、データビジュアライゼーションのベストプラクティスに関するアドバイスを提供します。
こちらは、Ask Yellowfinで「顧客をYellowfinにオンボードさせるには?」と質問した場合です。
Ask Yellowfinは、数秒以内に、自然言語/平易な文章で役立つ要約を生成し、顧客をオンボードするために実行できる手順を生成します。また、技術ユーザーや特定のユースケース (AWSへのYellowfinのオンボードなど) に役立つ関連ドキュメントへのリンクも提供します。
Yellowfin Code Assistantの使い方
Code Assistantは、Ask Yellowfinと類似した機能を提供しますが、より迅速にコードの記述やエラーチェックをする必要がある場合に、技術的なユーザーに好まれるオプションです。これは、構文エラーを瞬時に識別して修正するインテリジェントな補完機能を提供し、貴重な時間を節約するだけでなく、コードを理解するための有益なインサイトも瞬時に生成します。
例えば、Yellowfin Code Assistant ページを表示すると、以下のような画面が表示されます。
このガイドに従って、Code Assistantに「PythonでREST APIを使用してトークンを生成するには?」と質問してみてください。その結果がこちらです。
ご覧いただいているように、Code Assistantは、PythonでYellowfin REST APIを使用してトークンを生成する際に役立つコードスニペットを瞬時に生成し、貴重な時間と労力を節約します。
別の例として、エラー9についてYellowfin Code Assistantに質問してみます。
この回答では、Code Assistantは、問題を修正し、ユーザーのトラブルシューティング作業を支援するための迅速なステップバイステップのチュートリアルを提供します。Code Assistant (およびAsk Yellowfin) はウェブベースで手軽に利用でき、Yellowfinのウェブサイトからいつでもどこからでも問題のサポートを依頼できるので、これは特に便利です。
Yellowfin チャットボット: AI主導のセルフサービスBI
Ask YellowfinとCode Assistantは、拡張を続けるYellowfin BI製品に追加された最新の機能であり、専門家のサポートを待つことなく、ユーザーが真のセルフサービスBI機能 (アナリティクスの知識に関係なく、すべての人々にインサイトを提供) を利用できるようにします。
自動インサイト、シグナル、ガイド付きNLQ機能と並んで、Yellowfin ユーザーは、複数のAIアナリティクス技術 (自然言語生成、機械学習、自動化) を活用して分析プロセスを合理化し、ベストプラクティスな回答、推奨、データに対するインサイトを得るための豊富なツールを自由に利用することができます。
*本機能の日本での提供開始時期は未定です。