Yellowfin エクスポートとは何か?レポートやダッシュボードを共有する方法

Yellowfin エクスポートとは何か?レポートやダッシュボードを共有する方法

あらゆる業界のアナリティクスユーザーから寄せられる非常に一般的な要件は、コラボレーションや共有のために、ダッシュボードやアナリティクスコンテンツを外部ファイルにエクスポートする機能です。

要件がPDFへのエクスポートであれ、XLSへのエクスポートであれ、ダッシュボードコンテンツを他の一般的なメディア形式にエクスポートすることは、最新のビジネスインテリジェンス (BI) に期待される重要な機能であり続けています。しかし、多くのアナリティクスベンダーにはコンテンツをエクスポートするオプションがなく、アナリティクス以外のユーザーとレポートを共有する機能が制限されています。

 

Yellowfin エクスポートの概要

エクスポートは、Yellowfinのアナリティクスユーザーが、レポートの内容やダッシュボード全体を様々なファイル形式にエクスポートし、Yellowfin以外で利用できるようにするモジュールです。

エクスポートすることで、Yellowfinのエンドユーザーは、重要なレポートをアナリティクス以外のユーザーと共有し、好みのファイル形式で利用することができます。コンテンツのエクスポート形式は、顧客の進化する要件や依頼に基づいて年々増加しています。

現在、Yellowfinでは、レポートのエクスポートにおいて、以下のファイル形式をサポートしています。

  • PDFへのエクスポート
  • CSV (カンマ区切りファイル) へのエクスポート
  • DOCX (Microsoft Word) へのエクスポート
  • 印刷出力
  • テキストへのエクスポート
  • XLSX (Microsoft Excel) へのエクスポート

ダッシュボードのエクスポートでは、Yellowfinは現在、PDFとXLSX形式をサポートしています。

最新のYellowfin リリースであるYellowfin 9.12では、顧客からの長期的なフィードバックや機能リクエストに基づき、エクスポート機能の大幅な改善、パフォーマンスの最適化、出力設定オプションの追加を行いました。これには、より多くのエクスポートファイル形式オプション、より優れたバックグラウンド処理と通知、Yellowfin 受信者一覧内の外部電子メールアドレスにエクスポートされたレポートを直接送信する機能などが含まれています。これにより、最も重要なデータをより多くの人々に共有することができます。

 

Yellowfin エクスポートの目的は?

ご存知のように、ダッシュボードは、重要業績評価指標 (KPIダッシュボード) や運用パフォーマンスなど、重要なビジネス指標の視覚的な概要を1つの画面に表示し、リアルタイムで更新します。これにより、ユーザーは現状を一目で監視または確認できます。一方、レポートは、ビジネスの特定の部分における指標の静的なスナップショットであり、関連性に基づいてフィルター処理され、整理されたデータの詳細なビューを提供します。

どちらの形式もデータに裏打ちされた意思決定を行うのに非常に便利ですが、時には主要な関係者が、Yellowfinにログインすることなく、ダッシュボードやレポートに集約された特定の指標を閲覧および分析したい場合があります。さらに、特定のデータを必要とするスタッフやパートナーがいても、Yellowfinにアクセスできない場合や、通常のユーザーではない場合もあります。

このような場合、エクスポート機能を使用して、Yellowfin ダッシュボードまたはレポートのスナップショットを、PDFなどの多くの一般的なファイル形式にエクスポートし、重要なデータの監視や分析を社内外の主要な関係者に迅速かつ簡単に展開できます。

より詳細な情報はこちら: ダッシュボード対レポート: どちらがBIに最適か?

 

Yellowfin エクスポートの仕組み

Yellowfin エクスポートは、ダッシュボードやレポートに含まれるアナリティクスコンテンツ (メトリック、グラフやチャートなどのデータビジュアライゼーション要素、表、メディアなど) を1つのダウンロード可能なファイルに転送することで機能します。ダッシュボードのエクスポート、またはレポートのエクスポートを選択すると、選択したエクスポートファイル形式の種類に固有の設定可能なオプションが多数表示されます。

 

Yellowfin レポートのエクスポート

エクスポートボタンは、Yellowfin レポートのメインのツールバーにあるナビゲーションメニューの上部にあります。こちらを開くと、CSV、DOCX、PDF、テキスト、XLSX形式、印刷、エクスポート一覧に追加など、様々なオプションが表示されます。そして、選択したオプションに合わせてダイアログボックスが表示されます。

目的のエクスポートファイル形式を選択すると、ユーザーがダウンロードする前に、エクスポートファイルを最適化するためのオプションがいくつか表示されます。

例えば、CSVにエクスポートを選択すると、7つの設定可能なオプションを含むダイアログボックスが表示され、アナリティクスコンテンツがどのように転送され、新しくエクスポートされたCSVファイルに表示されるかを、特定の側面から制御することができます。詳細は、以下のスクリーンショットを参照してください。

一方、別の例として、PDFへのエクスポートを選択すると、PDFファイル形式に固有のオプションが表示されます。この場合は、ページサイズ、方向、デフォルトレイアウトを適用するかどうかです。

 

Yellowfin ダッシュボードのエクスポート

エクスポートボタンは、Yellowfin ダッシュボードの選択したダッシュボードタブのサブメニュー内にあります。

一般的なプロセスはレポートのエクスポートと似ていますが、若干の違いがあります。

  • Yellowfin エクスポートは現在、ダッシュボード全体をPDFまたはXLSファイル形式でエクスポートすることのみをサポートしています。
  • Yellowfin 9.12では、ダッシュボードをPDFにエクスポートする際、ダッシュボードに含まれる各グラフやレポートを個別にエクスポートして、1つのPDFドキュメントにまとめることができます。
  • ダッシュボードとしてXLSにエクスポートする場合、ダッシュボードに含まれる各グラフやレポートは、XLSファイル内の別々のタブに追加されます。

 

どちらのファイル形式の設定オプションもレポートと同じで、ニーズに合わせて特定の表示オプションを使用して、要求された形式でダッシュボードをエクスポートすることができます。

Yellowfin インターフェースでエクスポートがどのように動作し、どのように表示されるかを視覚的に理解するため、またはYellowfin エクスポート機能の技術的なウォークスルーを確認するには、Yellowfin Wikiで、レポートコンテンツのエクスポートまたはダッシュボードエクスポートページを参照してください。

 

Yellowfin エクスポートの利点は何か?

Yellowfin エクスポートを使用することで、Yellowfinを利用していない社内スタッフや社外の関係者にも、レポートやダッシュボードに含まれる最新のデータ結果を、選択した一般的なファイル形式で提供することができるため、潜在的なデータのサイロ化を抑えることができます。

Yellowfin ブロードキャストと組み合わせることで、エクスポートされたダッシュボードやレポートを、あらかじめスケジュールされた時間に自動的に配信することができるため、ビジネス上の意思決定を行う必要があるタイミングで、正確で関連性の高いインサイトを提供できます。ブロードキャストと同様に、エクスポートは、ユーザーや関係者が重要な情報を受け取る際の潜在的な遅延を削減するのにも役立ちます。また、データ主導の文化を徐々に構築し、社内でのYellowfinへの賛同を高めることもできます。

 

Yellowfin エクスポートをお試しください

Yellowfin エクスポートのビジネス上の利点を発見し、より多くの人々とレポートを共有して、コラボレーションをする方法をご確認ください。デモのご依頼をお待ちしております。

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