Yellowfin セルフサービスアナリティクスは自動データインサイトにどのように役立つのか
Yellowfin ブログを常々ご購読いただいている方々にとって、現在の組織におけるセルフサービスアナリティクスの役割は明確です。この手のタイプのアナリティクスは、より多くの人々がビジネスデータにアクセスし、分析をして、理解することで、データ主導の意思決定を行えるようにすることを目的としています。
セルフサービスBIは、アナリティクスベンダーによって様々な形や形態がありますが、一般的には、ビジュアルベースのドラッグ&ドロップユーザーインターフェース (UI)、柔軟なデータ接続性、ユーザーエクスペリエンスをさらに簡素化するための自動化の実装が組み合わされています。特に自動化は、Yellowfinが注力するセルフサービスアナリティクスの大きな部分を占めており、非技術系ビジネスユーザーがデータを照会し、インサイトを見つけるプロセスをさらに合理化します。
本ブログでは、自動インサイト配信を支援するYellowfin BI ソフトウェア製品の3つの主要なセルフサービス機能 (自動インサイト、シグナル、ブロードキャスト) を取り上げることで、組織全体にわたって、最新のセルフサービスBIエクスペリエンスをより良く実現することができます。
1. 自動インサイト
多くのアナリティクスユーザーにとって、ビジネスデータのモニタリングは課題ではなく、結果の原因を理解することです。しかし、すべての人々にデータを掘り下げて特定の傾向やパターンが発生した方法や原因を突き止めるための時間や知識があるわけではないため、次の2つのうち、どちらかに帰着することになります。ひとつは、データアナリストに依頼をすること。もうひとつは、求める特定のインサイトが見つけられないままになることです。
自動インサイトはYellowfin独自のデータディスカバリー機能であり、アナリティクスユーザーが自動化、機械学習 (ML)、自然言語生成 (NLG) を活用してデータの結果を説明したり、比較したりできるようにすることで、専門家に依頼をする必要性を軽減します。
例1: Yellowfin 自動インサイト
Yellowfinのダッシュボードやレポートにおいて、ユーザーは要素 (ビジュアライゼーション、表、メトリック (数値)) を右クリックし、比較または説明のいずれかを選択することで、特定のデータポイントに対する詳細な回答を得ることができます。自動インサイトは、分析するデータを見つけ、一連のステップを通じてデータセットを実行し、統計的に最も関連性の高い結果を見つけます。
そして、ベストプラクティスグラフや自然言語 (専門的でなく、分かりやすい説明) による可視化されたナラティブの形式で、同じインターフェース内に回答を自動的に生成し、特定の結果の背後にある何、どのような、なぜについて、より詳細な情報をユーザーに提供します。
自動インサイトは、データセットが検証され、生成された結果の正確性や関連性が整備されている場合に最も効果的であり、業務部門のユーザーと、エンドユーザーからのレポートリクエストに答える際にベースライン分析が必要な専門家の両方にとって有益です。
より詳細な情報はこちら: セルフサービスアナリティクスのためのYellowfin 自動インサイト
2. Yellowfin シグナル
自動ビジネスモニタリング (ABM: Automated Business Monitoring) は、最新のビジネスインテリジェンスソリューションの強力で有用な機能であり、ベンダーによって様々な形や形態があります。ABMは、自動化や機械学習技術を使用することでデータセットを継続的に監視し、スキャンして、分析し、統計的に重要な変化や傾向を検出します。また、特定の変化がいつ、どこで、なぜ発生したのかをアナリティクスユーザーに自動的に通知し、その変化に迅速かつ効果的に対応できるように支援します。これがセルフサービスBIユーザーにとって有用なのは、これらを実現するために専門家に依頼する時間を短縮してくれるからです。
Yellowfin シグナルは、Yellowfinのダッシュボードやレポート上でユーザーが実行できるYellowfin独自のABM機能です。シグナルは機械学習アルゴリズムとタイムシリーズ解析を実行し、データ内の重要かつ関連性のある混乱や傾向を発見します。標準的なアラートベースのレポートとの違いは、定義された閾値を持つ個別のレポートに設定されたデータのスキャンに限定されるのではなく、指定されたビューで定義されたすべてのデータをスキャンすることです。
例2: Yellowfin シグナルおよび自動ビジネスモニタリング
シグナルはさらに一歩進んでおり、いくつかのアルゴリズムを展開することで、傾向の方向、外れ値、合計や平均、変動性、ステップシフトなど、より広範に関連する変化を特定することができます。また、自然な季節変動やデータ、および閾値やアルゴリズムのきめ細やかな制御も考慮されています。また、ユーザーが既にアクセスしている同じインターフェース (ダッシュボードまたはレポート) 内に表示することもできるため、必要な文脈的情報を一箇所で確認することができます。
シグナルは、ユーザーに応じて単純な構成と高度な構成の両方を設定することができますが、どちらもデータのアクセス許可やユーザーがシグナルとどのように対話するかに基づいて、パーソナライズされた結果を提供します。非常に優れているのは、シグナルが特定のユーザーに配信するアラートが自然言語で生成されることであり、検出されたデータの異常について分かりやすい説明と分析を提供し、ユーザーが自動検出されたアラートの原因をより簡単に理解できるようにします。
より詳細な情報はこちら: セルフサービスビジネスアナリティクスのためのYellowfin シグナル
3. Yellowfin ブロードキャスト
最新のセルフサービスBIソリューションは、自動インサイトとシグナルの両方に示されているように、基幹業務ユーザーにとってインサイトの分析と検出のプロセスを容易にする多くの便利な機能が用意されています。しかし、これらの自動化された機能をソフトウェアに搭載するだけでは、すべてのユーザーがソフトウェアから価値を得られることを保証するには不十分です。また、ダッシュボードやレポート、およびその中の結果を組織全体のユーザーに簡単に送信できる方法も必要です。
ブロードキャストは、ひとり以上のユーザーにレポートやダッシュボードを電子メールで送信できるようにするYellowfinの機能です。これらの結果は、定義されたスケジュールやパラメーターに基づいて送信することができ、リンク、PDF添付、HTML、CSVなどの複数の形式がサポートされています。何を送信できるのかについてより詳細な情報は、こちらのビデオを参照してください。
例3: Yellowfin レポートのブロードキャスト
ユーザーは、結果を自分自身にのみ送信する購読を設定したり、FTPまたはディスクに保存スケジュール (レポートをローカルサーバのディスクに定期的に保存できる指定されたサーバパスを使用) を使用してプッシュされるブロードキャストを送信することもできます。
1つのレポートに複数のブロードキャストスケジュールを設定することもできるため、ユーザーは同じレポートに対して多くの異なるスケジュールと受信者を設定することができます。設定は非常にシンプルで、関連するレポートの上部にあるブロードキャストアイコンをクリックするだけです。
まとめ
Yellowfinのセルフサービスアナリティクス機能の組み込みについて、より詳細な情報は、ウェビナー「データドリブンな意思決定を最大化: Yellowfin セルフサービスアナリティクスと自動化の力 (Maximizing Data-Driven Decisions: Yellowfin Self-Service Analytics and the Power of Automation)」をご視聴いただくことをお勧めします。本ウェビナーでは、Yellowfinの3つの機能である自動インサイト、シグナル、ブロードキャストについて、詳細なデモを実施します。
ビジネスユーザーと経験豊富なデータアナリストの両方に最適なこちらのウェビナーは、Yellowfinのセルフサービスアナリティクスの可能性を最大限に活用するための貴重なインサイトの提供を約束します。登録はこちらからお願いします。