Yellowfin 9.7リリースハイライト

データに関する難しい質問を簡単にする方法

Yellowfinの最新機能であるガイド付きNLQは、アナリストだけでなく、組織内のすべてのユーザーがセルフサービスアナリティクスを行えるようにするための一歩となります。

自然言語クエリ技術を活用したガイド付きNLQは、スキルレベルや専門知識の有無に関係なく、誰でも簡単な言葉でデータに関する質問をし、その答えをYellowfinで即座に受け取ることができます。ガイド付きNLQは、Yellowfinのコンテンツを作成する際にアクセスしたり、プラットフォームのどこからでも利用可能な作成メニューからもアクセスすることができます。また、使い方についてのヘルプも用意されています。

ガイド付きNLQは、総合的にモデル化された何千もの質問タイプと配列により、データに問いかけたい質問のタイプを構築する各ステップで、アナリティクスユーザーがより正確な回答を得るためのガイドを提供します。ユーザーが調査したいデータセット（データビュー）を選択して入力を始めると、ユーザーが好きなようにクエリを構築できるように関連した選択肢のリストが提供されます。「製品カテゴリー別の売り上げを表示し、今月の外れ値をハイライトする」など、質問を絞り込むにあたってよく使われる選択肢の提案がされます。また、これらはすべて専門用語ではなく、一般の言語で提供されます。

ユーザーが質問を確定すると、Yellowfinは必要に応じて自動分析を重ね、最適なビジュアライゼーションとレポートで即座に回答を提供します。これらの回答は、修正したり、保存して後で使用したり、他の人と共有したりすることができます。また、別のビューにいって、異なるデータセットに対して質問することもできます。

ガイド付きNLQは、Yellowfinのプラットフォーム全体に統合されているため、回答を高度なレポートビルダーに取り込んで細かく調査したり、ダッシュボード、ストーリー、プレゼンテーションなどの既存のコンテンツに追加したりもできます。さらに、UI、ワークブック、データセットに縛られていないため、プラットフォーム全体のデータを照会することが可能です。

詳しくみる：Yellowfin ガイド付きNLQの紹介：ガイド付きNLQとは？

Yellowfin モバイルアプリの改善

今回のリリースでは、Yellowfin モバイルアプリのインタラクションがいくつか強化されました。表形式やマルチグラフキャンバスのレポート両方がサポートされ、タイムラインの中から直接レポートをクリックして表示させることができます。レポートを開くと、すぐにマルチグラフキャンバスが表示され、画面上部にあるフィルターボタンにより、レポートに使われているフィルターを確認することもできます。

画面下部にあるナビゲーションメニューを使って、レポート上のすべてのグラフを巡回させることができ、グラフと表形式両方のレポートを表示させたり、ハイパーリンクをクリックしてドリルダウンして見ることもできます。

ダッシュボード、ストーリー、プレゼンテーション用のガイド付きNLQ

ダッシュボード、ストーリー、プレゼンテーションは、ガイド付きNLQとの統合により強化されました。

ユーザーがストーリーを書いている際、新しいアナリティクスが必要になった場合、ストーリーの中からすぐに自然言語クエリに質問することができるようになりました。ガイド付きNLQのワークフローに従い、回答（グラフやビジュアライゼーション）を新しいレポートとして保存し、それをすぐにストーリーに追加できるので、作業の流れを維持しながら質問することができます。

同様に、ダッシュボードウィジェットには、新しく「質問する」のボタンが追加され、ユーザーはダッシュボードやプレゼンテーションのデータを見るだけでなく、アクションボタンを含むウィジェットをクリックして質問をしたり、ガイド付きNLQに直接アクセスすることができます。

ビュービルダーへのアクセス改善

Yellowfin ビュービルダーは、パフォーマンス、セキュリティ、自動分析設定のデータ準備をより効率的に行えるよう、新しいナビゲーションメニューを導入しました。ブラウザページからこれらの新しいビューメニューに直接アクセスできる機能を追加し、ユーザーがワークフローを維持しながら時間の節約ができるようになりました。

このブログでご紹介したガイド付きNLQや機能強化は、9.7の数多くの改善点のほんの一部に過ぎません。下記からリリースの詳細をご覧いただき、Yellowfinのアップデートがユーザーにとって必須である理由をご確認ください。