この半年を振り返って
現在の環境下で数多くの企業が苦境に立たされていますが、Yellowfinにとってこの半年は非常に有意義なものでした。様々なことを達成し、将来に向けた素晴らしい戦略を構築できました。
焦点を定める
わたしたちは、セールス組織に焦点を置き、新しいグローバルセールスVPとしてJosh Readを採用し、他拠点にも新しいセールスリーダー迎えました。また、エンタープライズ向けおよびBIソフトウェアの販売経験が豊富な人々と、セールス組織の構築に多くの努力を積み重ねてきました。
これは、新しい市場参入戦略と合わせて、現在実施しているリードおよび機会獲得に明白な影響を与えています。わたしたちは、ターゲットとしている市場やそこでの販売方法、何が人々の共感を呼んでいるのかを十分に理解しています。
Yellowfin 9の導入
これに加えて、わたしたちは昨年末にYellowfin 9をリリースし、その結果、GartnerはYellowfinをビジョナリークアドラントに選出しました。しかし、さらに重要なことは、Yellowfin 9を愛用してくださる顧客から大きな共感を得ていることです。また、Yellowfinのネットプロモータースコアは昨年と比較して大幅に上昇しており、これはチーム全体の証になっています。
Yellowfin 9は、顧客が求めていたものを数多く盛り込み、わたしたちの製品を他に例をみないレベルへと引き上げました。顧客からのフィードバックは驚くべきもので、Yellowfin 9を使用したすべての人々が、これまでに使用していたものとはまったく異なる、素晴らしい経験であると話してくれています。カスタマーサクセスに真摯に向き合い、プロセスと方法論を構築することで、わたしたちの製品は非常に強化されました。
Yellowfin 9の導入以来、わたしたちのビジネスは、複雑なアナリティクス製品を組み込む人たちへとシフトしてきたことで、顧客との会話にも変化が現れています。彼らはわたしたちをこの業界でのリーダーと認識しており、これはYellowfinの差別化要因を非常に良く強調してくれています。
変化に適応する
最後に、在宅勤務や、今までとは異なる考え方や働き方をしなくてはいけないということは、わたしたちの組織に非常に大きな影響を与えてきました。これは、このような環境下でも、わたしたちの回復力や、高い生産性を維持できることを証明してくれました。現在、Yellowfinでは多くの採用活動を行っていますが、市場には優れた人材が眠っており、これはわたしたちにとってのチャンスです。唯一のマイナス面は、一度も使っていないメルボルンの新オフィスの家賃を払い続けていることくらいです。
このような環境はまた、わたしたちのビジネスにとって何が重要なのか、どのようなことに焦点を置いて前進する必要があるのかを立ち止まって考え、反映するのに非常に役立ちました。わたしたちは組織として、顧客が最速で「なぜ」を導くサポートに重点を置いています。そのため、この時間を活用して、認識を得るところから本番稼働までの顧客の全工程に焦点を当てました。現在はこれを改善し、洗練させ、その過程でのプロセスや提供に注力しています。
結果として、組織は大幅に変化することでしょう。わたしたちは人材の育成から、Yellowfinを最大限に活用するためのサポート、製品を向上させるサービスを提供するパートナーへのアクセス提供、顧客が高い使用率を得るためのサポートまで、あらゆることに目を向けています。これは、多角的なアプローチです。
全員で乗り越える
次の半年で、その旅路を最適化する、これまでのYellowfinとはまったく異なるカスタマーエクスペリエンスを目の当たりにすることになるでしょう。わたしたちの目標は顧客を喜ばせることであり、それがわたしが本当に楽しみにしていることです。
Yellowfin 9.2 リリースハイライト
今回のリリースでは、エンタープライズとソフトウェア企業の両方の顧客に対して、最小限の労力とコーディングでユーザー使用率を促進する組み込み分析エクスペリエンスを構築し、導入するための優れた機能を提供することに焦点を当てています。