新機能:自動データディスカバリーを最大限に活用

新機能:自動データディスカバリーを最大限に活用

Yellowfin 9の新機能について紹介するブログシリーズの第2回目です。今回は、シグナルについて紹介します。

(グラフの新機能について紹介した第1回目のブログを見逃した方は、こちらからご確認ください。)

シグナルは、Yellowfin 独自の強力な自動データディスカバリー機能です。これは、自動的にディメンション(次元)データを解析し、データの重要な変化を検出します。また、自動的にアラートを通知し、相関処理も実行することで、問題の芽を摘み取ったり、成功を積み重ねるための迅速なアクション実行をサポートしたりします。これらは、Yellowfin 8の新機能としてもリリースしましたが、その後も開発を継続し、今回のバージョンでは、さらに使いやすく、便利なものへと改良されました。

Yellowfin 社内開発チームの継続的な改善により、ステップ変更シグナルの追加や、シグナル一覧のCSVエクスポート、複数ストーリーへのシグナルの追加や、相関分析の無効化など、数多くの改良が実施されました。そして、その中でも最も優れた成果が、シグナルウィジェットです。まずは、こちらから見ていきましょう。

 

シグナル管理

シグナル項目から、シグナルの管理や監視ができるようになりました。最大の変更は、ビューを編集することなく、シグナル項目から直接シグナルジョブの作成や編集が可能になったことです。これは、ワークフローを簡素化し、何か特定のものを探している場合には、アドホックシグナルジョブを実行することができます。

改善による影響

ビューを編集することなく、シグナルの作成や更新が可能になったことで、ワークフローが改善されました。

シグナルフィルター

シグナルジョブにフィルターを適用できるようになったのは、非常に重要な機能強化ですが、さらに大きな改善として、これをシグナル管理パネルから実行することができます。Yellowfinでは、酒類売上のデータセットを基に、シグナルフィルターを適用して、ウィスキーの売上に関するシグナルのみを抽出しました(すると、Johnny Walkerの売上が、急上昇していることが分かりました)。これは、アドホックシグナルジョブの実行により、シグナルフィルターがどれほど強力に作用するかを示しています。例えば、「今年のJohnny Walkerブランドに何が起きたのか」という質問を受けた場合、その場でシグナルジョブを実行し、フィルターを適用することで、Johnny Walkerのシグナルのみを抽出し、解析を開始することができます。

改善による影響

ビジネスに大きく影響を与える問題に特化したシグナルを取得することで、顧客により関連するシグナルを生成します。アドホックディスカバリーにシグナルフィルターを適用したり、シグナルを使用して特定のデータ変化を意図的に検出することで、データディスカバリーの速度を向上させます。

ダッシュボードでのシグナル

シグナルをダッシュボードに導入する理由は何でしょうか。シグナルの課題のひとつは、その価値をユーザーに理解してもらうことです。

そのために、シグナルウィジェットを作成し、フィルターを適用することで、ダッシュボードのデータに関連するシグナルのみを表示できるようにしました。これにより、ダッシュボード使用時に、フィルターを適用して、手動ディスカバリーを行う必要がありません。その代わり、ユーザーが把握したい外れ値は、ダッシュボード上の関連するコンテキストデータの隣に表示されます。

改善による影響

ダッシュボードにシグナルを表示することで、自動データディスカバリーの価値を示すことができます。そしてこれは、ダッシュボードだけでは伝えきれないことを強調しています。

シグナルは、Yellowfinと他のアナリティクスプラットフォームとの最大の差別化要因のひとつです。自動データディスカバリーを、同じ手法で実行できるベンダーは他にありません。シグナルは、アナリティクス投資に大きな価値を追加します。データディスカバリーは大変な作業ですが、自動化することでこの苦労はなくなります。より簡単になったシグナルの管理や、フィルター適用、ダッシュボードでのシグナルなど、バージョン9に追加されたすべての機能強化が、アナリティクスからさらなる価値を引き出すサポートをします。

ぜひ、お試しください!

Yellowfin シグナル、ダッシュボード、ストーリーテリングを、お手元のデータでお試しください。

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