新機能:アップグレードされたユーザーエクスペリエンス
本シリーズでは、引き続きYellowfin 9に追加された新機能や、新しいデザインについて紹介をしていきます。Yellowfin 9は、実用的なインサイトの迅速な引き出しをサポートする新機能を満載した、革新的なアナリティクス製品です。これまでに紹介したブログは、以下からご確認いただけます。
わたしたちは、Yellowfin プラットフォームのルックアンドフィールドは、変革すべき時期に来ており、一部のワークフローは拡張できることを把握していました。そのため、メジャーリリースであるYellowfin 9は、外観を一新し、ユーザーインターフェースとワークフローを改善する良い機会になりました。
自画自賛ではありませんが、Yellowfinは、さらに優れた外観に生まれ変わりました!
ユーザーエクスペリエンスの進化は、Yellowfin シグナル、ストーリー、およびモバイルのインターフェースから始まり、今回はすべてのエンドユーザーが日々目にする、製品のコアパーツである、ダッシュボードとプレゼントを刷新しました。
しかしこれは、単に色やボタンだけでなく、ワークフローも変更しています。この2つの組み合わせが、マジックを生み出しました。Yellowfinは、かつてないほどに改善されています!
オーバーホールされたルックアンドフィール
ダッシュボードのUIを、全体的に刷新しました。
閲覧モードでも、ダッシュボードの編集でも、UIは最新で、一貫性があり、シンプルになりました。編集モードでは、インターフェースの混雑を感じることなく、数多くのリッチな機能を使用できます。この新しいエクスペリエンスを、ユーザーは気に入ることでしょう。
ブループリントとクイックグラフでダッシュボードタブを素早く構築
新しいインターフェースは、楽しみながらダッシュボードタブを構築できます。
デフォルトビューの使用を促されることで、新規クイックグラフを、より迅速に実行できることに気が付くでしょう。デフォルトビューが導入されたことで、新しくグラフを作成するたびに、ビューを選択する必要がありません。これにより、構築エクスペリエンスは、よりシンプルで、迅速になりました。
テストのためのプレビューモード
Yellowfin 9では、ダッシュボードに新しいプレビューモードを導入したことで、公開前にダッシュボード、およびそのすべてのインタラクションをテストすることができます。ダッシュボードインタラクションは、構築しやすい環境を提供するために、編集モードでは自動的にオフになりますが、ダッシュボードのプレビュー時にはオンに切り替わります。
また、ダッシュボードのプレビューモードは、Yellowfin ストーリーのプレビューと同様で、共同編集者がいる場合、他のユーザーの変更内容を確認することはできますが、それを編集することはできません。
複雑なレポートを追加する新しいワークフロー
クイックグラフを作成できるようになりましたが、より複雑なレポートを作成し、ドラフト(編集中)ダッシュボードタブに追加したい場合もあるでしょう。
これを、可能な限りシームレスに実行できるように注力しました。Yellowfin 9では、よりスムーズなフローを提供します。通常通りにレポートを作成し、公開すると、ドラフト(編集中)ダッシュボードタブに戻り、作成したばかりのレポートを追加することができます。または、クイックグラフをダッシュボードに追加し、ドロップダウンメニューで、「レポートビルダーで作成」を選択します。つまり、複雑なレポートの追加に、より優れた構築エクスペリエンスを得られるようになりました。
レポートを複数回追加できるレポートのブランチ化
ダッシュボードに同じレポートを2回追加すると、どうなるでしょうか。SQL文が2回実行され、フィルターを適用し直さなくてはいけないと思うでしょう。しかし、レポートのブランチ化を使用すると、その手間を省くことができます。
レポートのブランチ化では、複数のグラフを含むレポートを、ダッシュボードに複数回追加し、毎回異なるグラフを選択することができます。フィルターの適用も、SQLの実行も、一度だけ行われます。これは、ダッシュボードのパフォーマンスや、読み込み負荷を向上させる最適の方法です。レポートレベルで複数のグラフを使用し、ダッシュボードキャンバスを使用して、目的の箇所にこれを配置できます。
共有およびセキュリティワークフロー
これまで、ダッシュボードの共有や、使用しているユーザーの把握、セキュリティ設定の変更には、数回のクリックが必要でした。Yellowfin 9では、これらの作業が格段にシンプルになりました。
最新リリースでは、ダッシュボードをお気に入りに登録したユーザーが明確に表示され、これまでのようにダッシュボードを編集し、ドラフト(編集中)モードにしなくても、共有やセキュリティ設定の変更をすることができます。管理はよりシンプルになり、ダッシュボードの共有をより迅速に管理できます。
新しくなったYellowfinをお楽しみください
Yellowfin 9で実施したすべてのインターフェースの変更は、基本的にユーザーエクスペリエンスの向上を目的としています。優れたデザインも重要ですが、よりシンプルで、簡単なワークフローが、BIやアナリティクスの使用に大きな影響を与えるでしょう。
Yellowfin 9の新機能
Yellowfin 9で、新しい外観よりも優れているのは、ダッシュボード内でアクションを実行できるダッシュボードを構築できることです。これは、アナリティクスの実行方法を変化させるでしょう。コードモードやアクションボタン、ブループリントなど、新しく追加された機能を、ぜひご確認ください。