APILayerからのデータを使用してYellowfinで美しいビジネスインサイトを作成

APILayerからのデータを使用してYellowfinで美しいビジネスインサイトを作成

Yellowfin アナリティクスは、エンタープライズ組織や製品所有者が抱える最も差し迫ったアナリティクスダッシュボードやレポート作成ニーズを解決するための幅広い機能を備えています。

以前よりYellowfinを使用されているユーザーであれば、データを用いてストーリーを伝え、他のユーザーとコラボレーションをし、美しく使いやすいダッシュボードを作成することで、より多くの人々がデータを閲覧し、理解して、それに基づきアクションを起こすことが、いかに素晴らしいことかを把握しているでしょう。Yellowfinにデータを追加すればするほど、より多くのデータを扱えるようになり、企業のストーリーを伝えるためのより優れたインサイトを得られるようになります。

本ブログでは、Yellowfinを使い始めたばかりの方でも、既に長年Yellowfinを使用して営業成績や調達分析、マーケティング統計や財務状況などのKPIを確認されている方にも、Yellowfinの強力なビジネスアナリティクス機能をAPILayerで最大限に活用できるようにデザインされています。

 

Yellowfinでデータを使用して企業のストーリーを伝えるには何から始めればいいのか?

ほとんどの企業が最初にYellowfinを使い始めた時に、MySQLやPostgreSQLに既に蓄積された自社のデータを分析することから始めます。

いくつかの簡単な手順に従うことで、Yellowfinの新しいユーザーはすぐにビジネスレポートやワークフローに役立つ自社の貴重なインサイトを確認できるようになります。Yellowfinは他の多くのオンプレミスおよびクラウドベースのデータベースと連携して動作するため、使い慣れたデータベースシステムでYellowfinを試さない理由がありません。

 

外部のデータソースについてはどうか?

外部データベースとは、企業の外部で作成されたデータを指します。これらは、ベンチマークや競合の理解、ビジネスの意思決定に役立てることができます。外部データソースには様々なタイプがありますが、一般的には次のようなものがあります。

  • 業界レポート
  • 統計データ
  • 経済データ
  • 顧客調査

外部データソースは、ビジネスを理解し、情報に基づく意思決定を行う上で非常に役立ちます。ただし、このようなデータは常に正確で、更新され、完全であるわけではないことを覚えておかなくてはいけません。外部データソースを使用する場合は、必ず情報を検証し、他のデータソースと併用して全体像を把握するようにしましょう。

 

APILayerからの外部データで分かるストーリー

堅牢なデータビジュアライゼーションダッシュボードやストーリーボードを備えた今、外部データを使用してYellowfinでどのようなストーリーを伝えることができるでしょうか。

例えば、気象データと株価データがある場合、これらを使用して伝えることのできるストーリーには次のようなものがあります。

  • 天候の違いが株価にどのような影響を与えるのか?
  • 天候と経済活動の間にどのような関係性があるのか?
  • 気象パターンが世界のサプライチェーンにどのような影響を与えるのか?
  • 気象変動が株式市場に与える影響は何か?

スポーツや天気で売上や在庫を分析した場合、ダッシュボードやデータビジュアライゼーションを使用してデータストーリーを作成し、天気やスポーツイベントが売上にどのように影響するかを聞き手に伝えることができます。また、データを使用して将来の売上パターンを予測することもできます。

ストーリーの作成を阻むものは何でしょうか?外部データソースがない場合は、APILayerが役に立ちます。現在APILayerから利用できる数多くのデータソースを確認して、関係者へユニークなビジネスインサイトの提供を始めてみましょう。

すべてのデータソースを簡単に見つけることはできませんが、統計データや経済データを迅速に取得してデータ分析に追加しなくてはいけない場合、APILayerから (以下の) データソースの使用を検討しましょう。これは簡単な手順に従うことでインターネットURLを作成し、データをJSON形式で返します。

 

APILayerからデータソースを取得する方法

APILayerは様々なジオデータソースを用意しており、Yellowfinでの企業分析に統合することで興味深い結果が得られるかもしれません。これらは、APILayer マーケットプレイスで見つけることができます。

まず、国レイヤーがあります。これは、人口統計情報を得るのに役立ちます。ビジネスニッチに独自のインサイトをもたらす他のAPIには、次のようなものがあります。

  • 為替レートデータ – 履歴およびライブ
  • 暗号通貨データ – 履歴およびライブ
  • 株式データ – 履歴およびライブ
  • スポーツデータ – スポーツイベントやその結果がビジネスの購買傾向に影響する場合
  • 気象データ

 

あらゆるところからデータを取得

どのようなデータを抽出して社内データと比較したいのかを正確に把握しているのに、そのためのAPIが見つからないとします。その場合は、APILayerのZenscrape APIの使用を検討するとよいでしょう。これは、ほぼすべてのウェブサイトからJSON形式でデータを抽出することができます。必要なデータソースが見つからない場合は、詳細にクエリーが設定されたZenscrapeが解決策になるかもしれません。

 

APIからYellowfinに外部データを導入する

API経由の外部データをYellowfinの企業分析に統合するには、次の5つの手順に従います。

1. 必要なAPIを選択: 最初のステップは、必要なデータソースを提供するAPIをAPILayerから選択します。APIレイヤーマーケットプレイスには膨大な数のAPIが存在します。そのため、社内のユニークな事例に最適なものを見つけることができるでしょう。

2. 無料のAPIキーを取得: すべてのAPIは無料で試用できるAPIキーを提供しています。無料のAPIキーを設定することで、毎月限られた回数のAPIコールをテストすることができ、選択したデータソースが自社に適したものかどうかを判断するのに役立ちます。

3. APIドキュメントを確認

4. API URLを作成: APIから必要なデータを取得するために、API URLを簡単に作成できる例を確認します。例えば、天気のAPIであれば、URLの地名を変更するだけでよいかもしれません。株式/暗号通貨のAPIであれば、URLのティッカーシンボルを変更するだけでよいかもしれません。APILayerが提供するすべてのAPIには、ユーザーが使用できるテンプレートURLが示された明確なドキュメントがあり、自分のAPIキーを使用して編集することで使用を始めることができます。必要なのは僅かな変更のみです。必要なデータを取得するためのURLを作成したら、データはJSON形式で返されます。

5. Yellowfinで使用するためにAPIデータをインポート: APILayerのAPIから利用できる外部JSONデータを簡単にインポートし、Yellowfin上のビジネスデータと合わせて分析を始めるには、いくつかの方法があります。ひとつはPythonなどのスクリプト言語を使用して、これらのAPIから直接JSONデータを抽出し、Yellowfinにリンクされたデータベーステーブルに挿入クエリーを使用してインポートする方法です。PythonとSQLの基礎的なスキルがあれば、誰にでも実行できます。ほとんどの主要データベースはJSONデータをインポートできるように設計されています。

今回のブログはお役に立てましたでしょうか。こちらを参考にして、Yellowfinと外部データソースを使用することで、自社のビジネスストーリーに新たな一面を加える発見をしていただければ幸いです。

 

APILayerを試してみましょう

Yellowfinのデプロイで外部データソースの活用を始めてみましょう。高度にキュレーションされたクラウドベースAPIの提供はAPI マーケットプレイスをご確認ください。

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