BI業界がアイデア切れに陥っている4つの理由

BI業界がアイデア切れに陥っている4つの理由

ビジョナリー(概念先行型)として評価された組織として、Yellowfinでは、イノベーションが中心的な役割を果たしています。しかし、BI業界全体を見てみると、ダッシュボードはピークに達し、イノベーションが止まってしまっているように思います。

 

ここ数年少しづつ改善されてきましたが、最近は特に目立った動きがありません。そしてこれには、4つの明確な理由があると思います。

まず、最近の業界では多くの合併がありました。これが起きると、巨大ベンダーは業界を震撼させるような新製品を開発することよりも、余計にセールスに注力するようになります。

本当に興味深いのは、新しいパラダイムが市場に導入されていないため、顧客が新しいものを要求しているわけではないということです。これが、イノベーションが停滞している2つ目の理由です。顧客は、ダッシュボードのビジョンに沿っているため、彼らの仕事を楽にする何かを求めることがありません。

3つ目として、ベンダーの切り替えにかかるコストは恐ろしく高いです。そのため、アナリティクス業界で、ひとつのプラットフォームから別のプラットフォームに移行する顧客はほとんどいません。データウェアハウスを構築し、専用の製品にデータを投入し始めると、それに縛られることになります。ベンダーとして、それに頼ることになるため、顧客がより良いエクスペリエンスを得られるように新しい製品を構築する動機がありません。

最後に、新型コロナウイルスが蔓延した昨年は、すべての人々が在宅勤務をしていたため、業界全体でイノベーションが大幅に減少しました。在宅勤務は、人々の優れたコミュニケーション機会を削減するため、イノベーション能力が制限されます。これでは、人々をひとつの部屋に集めて、本質的なコラボレーションが期待できる方法でグループとしてアイデアを練り上げることができません。しばしば素晴らしい成果につながることもある、付随的な会話も消えてしまいます。

その上で、新型コロナウイルス感染が拡大する中での生活はストレスを引き起こし、人々が革新的なアイデアを考え出すのを非常に難しくしています。これでは、リラックスをして、新しいことを考える余裕がありません。その代わりに、今では非常に難しくなってきた、日々の生活に集中しています。

オーストラリアでは、ありがたいことに、安全に仕事をし、オフィスでの勤務に戻ることができています。これによりYellowfinで見られることは、イノベーションに戻るための需要の高まりです。スタッフたちは、オフィス復帰に非常に意欲を見せており、イノベーションにはエネルギーが必要です。以前はリモートで何日もかかっていた問題を数分で解決できるようになり、優れたアイデアを促進するコラボレーションがより頻繁に行われるようになったことに気づいた人々もいます。

業界には、人々が仕事に必要なデータにアクセスできるような、根本的に異なる何かを実現するための大きな可能性がまだあると思います。オフィス勤務に戻ったいま、Yellowfinでは、今後12ヶ月の間に巨大なイノベーションのパイプラインが待ち受けています。そして、わたしはそれを非常に楽しみにしています。

2021年 Gartner ビジネスインテリジェンスおよびアナリティクスプラットフォームのマジッククアドラントレポート

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