2020年のYellowfin製品ロードマップ
過去12ヶ月は、Yellowfinにとって非常に素晴らしいものでした。シグナル、ストーリー、新しいダッシュボード、モバイルアプリ、そして数多くの新規改修をプラットフォームに導入しました。このような機能のすべてをまとめて市場に投入しているベンダーは他には見当たりません。つまりこのことが競合との差を広げる要因と言えるでしょう。競合は、高度な分析機能にさらにフォーカスをしていますが、わたしたちは一般的なデータコンシューマーを考慮し、彼らのための製品開発を意識しています。Yellowfinはこれからの12ヶ月で、ビジネスユーザーに重要なコラボレーション、自動化、(データの)消費の3つの分野に注力していく予定です。
コラボレーション
最初に注力する分野は、Yellowfinのソーシャルおよびコラボレーション要素の改善です。わたしたちは、コラボレーション機能を統合した最初のBI企業のひとつであり、Yellowfinのタイムラインは、その重要な役割を担っています。来年は、タイムラインのUXを再考し、これをビジネスユーザーとYellowfinを繋ぐ中央ハブ的な存在にしていきます。
ユーザーはストーリーや、プレゼンテーション、シグナルなど、他のメカニズムを通して必要な情報を得るようになるため、徐々にダッシュボードを使用しなくなるでしょう。Yellowfinでは、ユーザーがログインをしてダッシュボードを確認する必要性がなくなることから、タイムラインのUXを向上させたいと思っています。なぜなら、彼らの一日は、タイムラインから始まるからです。わたしたちは、ユーザーがタイムラインを通してアクションを促進し、フィードを通して魅力的なUXを得られるようになることを望んでいます。
データからアクションを起こすように促すことで、人々はよりコラボレーションをするようになります。コメントを追加し、データに関してディスカッションを行い、最終的には、よりデータドリブンでデータ主導になるでしょう。これが、Yellowfinがコラボレーション、特にタイムラインに注力する理由です。
自動化
自動化は、次にYellowfinが注力する分野です。シグナルは素晴らしい成果を上げたと思いますが、わたしたちは現在、これを改善し、データの新しい変化を検索するアルゴリズムを追加することで、競争優位性の強化を図っています。また、Yellowfinの機能群の他の部分を自動化することも検討しています。
消費
最後に、データの消費時点(利用時点)におけるアナリティクスの促進を検討しています。これは、ソフトウェアベンダーや直販の顧客に関わらず、組織がワークフローやビジネスプロセス、アプリケーションにYellowfinを直接組み込むサポートをします。これによりビジネスユーザーは、別のアプリケーションで分析をしてから戻ってくるのではなく、ワークフロー内でデータからのメリットを直接得られるようになります。
例えば、調達ワークフローで新規発注を行い、在庫の低下に対応する場合、すべての分析結果を調達アプリケーション内で確認できます。Yellowfinは、企業にも、ソフトウェアベンダーにも、これを可能にします。いずれにしても、ユーザーが分析を行うために、わざわざ別のアプリケーションへ移動することなく、プロセス内で調査が完了するように、非常にシンプルにしました。最終的には、データ消費者へ優れたUXを提供することで、優れた意思決定を導き、迅速なアクションの実行へと繋げることができます。
コラボレーション、自動化、データの消費に注力することで、競合との差をさらに広げることができると確信しています。競合は、ダッシュボードの細部や、データアナリストのニーズにフォーカスを当てていますが、わたしたちは、ビジネスユーザーがデータをより上手く利用できるサポートをします。今後の12ヶ月、わたしたちは、アプリケーションのあらゆる面を改善し、ビジネスユーザーとの関連性をより高めていく方向に注力していくでしょう。
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