Yellowfin 9.1 リリース
Yellowfinは、非常に柔軟で、アクションベースのダッシュボードビルダーと、ダッシュボードエクスペリエンスを向上させる先進的なデータストーリーテリング機能を持つ、Yellowfin 9をリリースしました。
リリース後はユーザーから素晴らしいフィードバックをいただいており、今月には、バージョン9.1のリリースにより、Yellowfinのアクションベースのダッシュボード、データストーリーテリング、データディスカバリー製品におけるアナリスト、開発者、ビジネスユーザーそれぞれのユーザーエクスペリエンスをさらに強化しています。
毎回のリリースと同様に、今回も数多くの機能強化を実施していますが、その中でも主要なハイライトを以下に紹介します。
ダッシュボード
新しいアクションベースのダッシュボードに、自動ディスカバリー機能を追加するため、Yellowfin シグナルに、新しいダッシュボードコードウィジェットを導入しました。
シグナルは高度な機能を採用し、データの重要な変化を自動的に特定し、表面化することで、ユーザーは変化を見逃すことがありません。カスタマイズ可能なシグナルウィジェットを使用することで、ダッシュボードにシグナルを追加できるようになりました。ウィジェットはフィルタリングにより、配置されたダッシュボードのデータに関連するシグナルのみを表示することができるため、シグナルはページ上のレポートを補完します。
ブループリントでは、散布図、マップ、ヒートグリッド、オーバーレイグラフなど、さらに多くのグラフをサポートするようになりました。クイックグラフも強化され、各グラフにさらなる自動設定が追加されて、シンプル、または高度なビジュアライゼーションを、ダッシュボード上で直接作成する手順をスピードアップさせます。
高度な構成が必要なシナリオのために、クイックグラフの編集機能が強化され、ビジュアライゼーションから、レポートビルダーに移動できるようになりました。編集完了後は、クリックひとつで元のダッシュボードに戻る、フローの一本化を実現しています。
ダッシュボードの共有を簡素化し、ダッシュボードを編集することなく、セキュリティ権限や共有先ユーザーの設定ができるようになりました。
Yellowfin 9では、ダッシュボードコードモードにより、ダッシュボード構築者やソフトウェア開発者が、普段使用しているコーディング言語を使用して、アクションを統合し、ダッシュボード機能を強化できるようになりました。9.1リリースでは、新しいシステム構成とロール機能を追加したことで、ダッシュボードおよびプレゼンテーションのコードモードにおける開発者コードはセキュアであり、信頼されたユーザーのみ編集することができます。
データストーリーテリング
Yellowfin プレゼントでは、ライブおよび静的レポート、ビデオ、テキストなどを使用して、魅力的で、統制されたデータプレゼンテーションを作成し、共有することができます。9.1リリースでは、事前にスライドをデザインし、プレゼントテーマとして保存したテーマをプレゼンテーションに適用できるようになったことで、他のユーザーは、他のプレゼンテーションや、個別のスライドの作成に再利用することができます。
データディスカバリー
Yellowfin 9で導入されたアクションボタンは、ダッシュボードでイベントのトリガーにしたり、カスタムワークフローの実行に使用できます。ご要望にお応えして、アクションボタンは、アクションボタンフォーマッターを通して、レポートでも利用できるようになりました。
レポートアクションボタンをカスタマイズすることで、別のレポート、またはダッシュボードタブを開くなどのYellowfin内部のアクションを実行したり、別のアプリケーションへリンクするURLを開くなどの外部アクションを実行することができます。レポートに、アクションの完了に伴い更新されるステータスカラム(列)がある場合は、そのデータ値を使用して、ボタンのステータスを制御できます。
今回のリリースでは、新しくスパークライン用配列分析関数とフォーマッターを導入し、ビジネスパフォーマンスや、レポートのデータ傾向を伝える新しい視覚的な方法を提供しています。
動画で確認
新しい機能強化の実際の動きは、こちらの動画でご確認ください。
Yellowfin 9.1のすべての新機能および機能強化については、Yellowfin 9.1の新機能ページに掲載されています。最新リリースでは、ビジネスユーザーが、データとつながり、データに基づきアクションを起こすためのユニークな方法や、優れたアナリティクスエクスペリエンスを構築し、導入したいデータアナリスト、および開発者のニーズに対応しています。