Yellowfin 新リリースの詳細
Yellowfinの新リリースは、間違いなく盛りだくさんです。わたしたちは、組織のデータ使用者のエクスペリエンスに焦点を置き、3つの機能を追加しました。それは、ダッシュボードのコードモード、プレゼント、そして新モバイルアプリです。
まったく新しいダッシュボードエクスペリエンス
今回のリリース最大の変更は、ダッシュボードです。完全に一から構築をし直し、コードモードを追加しました。コードモード、と聞くと、ビジネスユーザーの活用範疇から外れるように感じられるかもしれませんが、そんなことはありません。コードモードは、エンドユーザーに最高のエクスペリエンスを提供し、ダッシュボードにアクションを組み込むことができるようになります。
コードモード
現在と同様の方法でダッシュボードを構築することもできますが、根本的に異なるのは、Yellowfinに直接コーディングできることです。高度で、他にはないエクスペリエンスの提供を実現することができます。これは、何かを強化するために多くの労力を必要としない、ローコード製品のパラダイムに従います。そのため、GUIを用いて部分的に作成した後に、コードを使用してダッシュボードとのインタラクションを大幅に強化できます。これらのインタラクションにより、他のウェブベースアプリケーションへの書き込みも可能です。
例えば、ユーザーがダッシュボードにログインして、過去90日間購入をしていない顧客を確認します。それから、ダッシュボード内のボタンをクリックすることで、RingCentral(Web会議サービス)を通して、自動的に各顧客へ電話をかけることができます。電話の最後には、フォームに入力することで、Salesforceや発注履歴を自動的に更新することも可能です。これは、ダッシュボードに実際のアクションを組み込むため重要です。
コードモードを使用するにはコーディングが可能な技術者が必須ですが、大企業の顧客や、ソフトウェアベンダーの大部分は、社内に開発者を抱えています。ビジネスユーザーにとっては、ダッシュボードで実現できることに制限はなく、想像力をかき立てることができます。開発チームに、それを依頼するだけで構いません。
コードモードのような機能を導入している競合もいますが、指定された言語でのコーディングが必要です。しかしYellowfinでは、普段使用している言語やフレームワークで構築することができ、Yellowfinのプラットフォームに付随するすべての機能を使用できます。
データのプレゼンテーション
今回のリリースでは、Yellowfin プレゼントを導入しました。これは、Power PointやKeynoteのようなものが、Yellowfinに組み込まれました。そして、ストーリーで作成した、Yellowfinのデータストーリーテリングのコンポーネントをより拡張します。ストーリーをリリースした時に、文章の作成を好む人もいれば、プレゼンテーションを使用したデータストーリーの提供を好む人がいることに気が付きました。そこで、プレゼントを導入することで、ビジネスユーザーへ優れたデータストーリーを伝える、新しい選択肢を提供します。
Yellowfinプレゼントは、ストーリーボードに置き換わります。デザインの柔軟性を高めたことにより、機能性も向上しています。また、優れたデフォルトを作成することで、デザイン機能をより賢く使用するサポートをします。例えば、グラフの色や軸を刷新したことで、そのまま使える見映えを改善しました。
プレゼントは、スタンドアローンとしてデザインされています。そのため、複数のデータセットや、サードパーティ製ベンダーからコンテンツを追加できます。これは、ストーリーのように、エンドツーエンドで機能するようにデザインされています。
刷新されたモバイルBIアプリ
先日リリースしたモバイルアプリも、今回のリリースの一部です。このモバイルアプリは、Yellowfinのビジネスユーザーエクスペリエンスに必要不可欠です。これには、アナリティクスや通知を、リアルタイムに直接モバイルへ配信するための、最高のエクスペリエンスが組み込まれています。これによりユーザーは、PCにログインすることなく、日々使用するモバイルでストーリーやシグナルを確認できます。
一部の顧客は、既に次回リリースのβ版を使用していますが、彼らのフィードバックは非常にポジティブです。市場には、Yellowfinのような製品は他に見当たらないでしょう。
Yellowfin 9の新機能をご確認ください
Yellowfin 9に導入されたダッシュボードコードモード、柔軟なデザイン、プレゼンテーションモジュール、モバイルBIアプリを使用して、実現できる新しい機能を確認してみてください。