導入するBIプラットフォームの資金調達方法を考慮すべき理由

導入するBIプラットフォームの資金調達方法を考慮すべき理由

近年、BI業界には巨額の投資が行われています。こちらのDave Kelloggの記事(記事は英語)では、複数のBI企業の評価や資本効率の高まりについて語られています。これは、アナリティクスプラットフォームを購入する人々が考慮すべき重要なトピックです。なぜなら、そのビジネスが何を優先しているかを知ることができるからです。

※動画は英語です。

 

巨額の資金調達 = 莫大な利益?

巨額の資金調達を目にすると、そのビジネスが驚くほどの成功を収めていると期待するかと思いますが、一般的にはそのようなことはありません。多くのBI企業は資金調達に長けていますが、これが優れたビジネスや製品の構築に結び付くとは限りません。Domoを例にあげてみましょう。彼らは約7億ドルを調達しましたが、上場価格はわずか5億ドルでした。また、Birstは1億3000万ドルを調達しましたが、1億ドルで売却されています。

 

あなたのBIベンダーは何を構築しているか

もしわたしがBIソフトウェアの購入を検討する顧客であれば、まず第一に、そのビジネスの設立経緯に着目します。これは、ビジネスの経営組織と、彼らがビジネスに求めるものについて、多くを語ってくれます。彼らには、真に価値を創り上げる能力があるでしょうか。彼らは、自社の製品に気を配っているでしょうか。長期的なビジネスを構築しようとしているのか、それとも資金が尽きる前に少しでも早く売却しようとしているのでしょうか。もし後者であれば、これは重要な懸念材料です。もし、ビジネスを支えるだけの収益が得られなければ、そのビジネスはどのくらいの期間存続することができるのでしょう。

 

あなたのBIベンダーは何に費用を費やしているか

顧客の観点から、これらの企業が何に費用を費やしているのかも確認する必要があります。多くの企業が、大規模なイベント主導のマーケティングキャンペーンや、膨大な人材の採用に費用を費やしています。これは、組織が急激に不安定になることを意味します。また、長期的で、実行可能、持続可能なビジネスを構築するうえで、必須の方法ではありません。わたしは、まず人々が購入したいと思う優れた製品を構築し、スケールと成長に必要な運用効率は、後から対応すべきだと考えています。

持続可能なビジネスの構築に魔法など存在しません。単に優れたマネジメントプラクティスがあるのみです。人々は、自分たちが生み出している収益と、流入する請求を理解する必要があります。そして、より大きな投資効果を得るために、リスクを受け入れて活用し、効率的な資本の使用を選択します。

 

あなたの選択

みなさんがソフトウェア製品の購入者であれば、そのBIビジネスがどのように設立されたのかを深く認識しなくてはいけません。その経営が優れた製品の構築よりも、資金調達に焦点を置いているのであれば、その企業は長期的な持続性を保てない可能性があるため、リスクのあるソフトウェアの購入に備える必要性があります。

自己資金によるビジネスであることの強み

莫大な資金調達に対する自己資金起業の利点について、Yellowfin CEO Glen Rabieが語っています。

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