Yellowfin 9.5 リリースハイライト

ダッシュボードキャンバスの改善から、コンテンツを魅力的にする新しいイメージ形式まで、Yellowfin 9.5には、今すぐ活用すべき新機能や機能強化が満載です。

Yellowfin 9.5では、アナリストや開発者、ユーザーなど、データからワークフローのデザインに関わるすべての人々に、プロセスの合理化や機能改善、アナリティクスエクスペリエンスを向上させる新機能や機能強化を提供することに重点を置いています。

アップデートの詳細については、リリースノートを参照してください。また、以下のリリースハイライトビデオから、これらの機能強化の実際の動きをご確認いただけます。

ダッシュボードキャンバスのさらなる改善

今回のリリースでは、ダッシュボードを編集モードにすると、現在表示されているサブタブのプロパティパネルが即座に表示され、より迅速な設定を可能にします。Yellowfin ダッシュボードキャンバスにドラッグしたウィジェットは半透明で表示されることで、ウィジェットを重ねて表示する場合の視認性を向上しました。また、キャンバスダッシュボードおよび定義済みレイアウトダッシュボードの両方に、単位選択の表示を再導入しました。これにより、必要に応じて、ダッシュボード上のタイムシリーズグラフで異なる日付単位を表示することができます。

イメージ管理を強化

イメージ管理は、GIFやSVG、Adobe Photoshop ドキュメントを含む、15を超えるイメージ形式をサポートするようになりました。これにより、Yellowfinで使用するためにイメージの変換をする必要がありません。イメージファイルを直接ドラッグアンドドロップするだけで、Yellowfinに読み込まれます。イメージ管理はダッシュボード、プレゼンテーション、レポート、ストーリーで使用することができるので、異なるツールから高画質のグラフィックデザインやアニメーションを、Yellowfin コンテンツに直接追加することができます。

この機能強化の一環として、イメージ管理内でイメージファイルを直接置き換えることができるようになりました。例えば、前出のリリースハイライトビデオでは、スライドに追加されたソーシャルメディアのロゴを、シンプルなドラッグアンドドロップを使用して新しいイメージファイルに置き換えています。これは、置き換えられたイメージを使用して、依存するすべてのアナリティクスコンテンツでカスケード更新を実行します。そのため、置き換えたいイメージが他のレポートやダッシュボードにも使用されている場合は、さらなる作業を必要とすることなく、自動的にこれらのイメージも置き換えられます。

ダッシュボードおよびプレゼンテーションのPDF保存がより簡単に

Yellowfin 9.5では、特定のダッシュボードのサブタブや、プレゼンテーションスライドなど、PDFに含めたいものを正確に選択できるようになったことで、迅速なエクスポートとPDFファイルの小容量化を実現しました。これは、印刷時と同様に機能するため、特定のスライド（1-3, 6, 7 など）のみをエクスポートするように選択することができます。

アクション可能なPDFアラートのためのスマート通知

Yellowfin 9.5では、PDFエクスポートのために実装したスマート通知を導入しました。これは、プッシュスタイルの通知で、Yellowfin プラットフォーム内を移動しても表示されるため、PDFエクスポートがバックグラウンドで実行されていることを通知されながら、別のエリアで異なる作業を行うことができます。これはアクション可能な通知のため、PDFを電子メールで送付するか、エクスポートをキャンセルするかを選択できます。また、積み上げて表示することもできるため、前のエクスポートが完了するのを待つことなく、別のタイプのコンテンツのエクスポートをすることができます。

キャッシュされたフィルターに新しいオプション

データディスカバリーでは、キャッシュされたフィルターに新しいオプションを追加し、これらの値の表示方法をさらに詳細に制御できるようになりました。新しいオプションでは、参照するテーブル数を限定することができるため、キャッシュされたフィルター値を単一のディメンションテーブルから取得するか、レポートクエリーから他のテーブルの結合を含めるかを定義することができます。またその他の改善点として、フィルター値をキャッシュする前に、既存のレポートフィルターを適用するかどうかを選択することができます。これらの機能の詳細な動きについては、前出のリリースビデオをご確認ください。

ビューのメタデータキャッシングの強化

データ準備では、Snowflakeのカスタムバルクローダーを含み、すべてのデータソースでビューのテーブルおよびカラムのメタデータキャッシングを強化しました。これにより、Yellowfin データ準備の異なるエリア間の移動速度を大幅に改善します。ビューに移動すると、データのモデル化や基礎となるSQLのプレビュー、モデルページでのデータのサンプリングから、準備ページでのデータの整形や強化まで、より迅速なエクスペリエンスを得ることができます。

これらの機能強化は、Yellowfin 9.5 リリースハイライトの一部に過ぎません。各機能が実際にどのように動作するのかをより深く理解するには、リリースハイライトビデオを参照してください。また、追加されたすべての機能については、ウェブサイトの最新情報ページをご確認ください。