Yellowfin 7.4.6: 2018年8月リリース情報
–改修済み項目 101
–機能強化項目 21
これらすべては、Yellowfinプラットフォームでのユーザー体験向上と、さらに最速で「なぜ」を導くために実施された改善です。
チェンジログは、こちらからご確認ください。
Yellowfinの製品・開発チームが7.4.6リリースで実施した詳細をご紹介します。
自動インサイト
Yellowfin 7.4から追加された新機能である自動インサイトは、あなたに代わりデータを解析し、最も関連のあるインサイトを提供します。7.4.6ではさらに、提供された各インサイトを個別に表示し、生成されたストーリーと並べて確認できるようにすることで、より優れたユーザー体験を提供します。
生成されるストーリーも大幅に改善され、日付やディメンション(次元)、相対的な変化、差異が大きなところや、結果に貢献している箇所の比較が容易になりました。また、モデル説明のためのメモリパフォーマンスも調整したので、各段に素早くインサイトを得ることができます。
データビジュアライゼーション
タイムシリーズのメトリック(数値)を、最大限に活用したいあなたのために、タイムシリーズグラフを複数の動作オプションで強化し、データの隔たりを考慮できるようにしました。タイムシリーズを有効にした線グラフの分割や、Null値のスキップ、またはそれを0として表示するなど、必要に応じた適切なNullの振る舞い方法を、タイムシリーズビジュアライゼーションだけでなく、傾向や予測にも適用することができます。
ツリーマップに表示されるカテゴリーが多すぎる場合は、新しく追加された設定を使用することで、カテゴリー表示数に制限を設け、これを超えるすべてのカテゴリーを「その他」としてラベル付けすることができます。
データ準備とトランスフォーメーション
同じテーブルを複数のテーブルと結合し、同様のフィールドを繰り返し使用している場合、データ準備フェーズで、これらのフィールドの書式設定が煩雑になることを痛感しているでしょう。フィールド設定に追加された表の表示名は、データモデル内に同様のテーブル名を検知したときのみ表示されるので、重複するテーブル名を区別して表示することができます。
トランスフォーメーションでは、出力ステッププロセスでデータ管理者の時間を短縮するために、選択・選択解除アクションを追加しました。
管理とパフォーマンス
こちらの項目では、非常に多くの改善を実施しています。
マルチテナントを使用するユーザーのために、データソース置換を含む、キャッシュフィルターのパフォーマンスを改善しました。今回のリリースでは、特定のクライアント組織に所属するユーザーがキャッシュフィルターを更新すると、所属する組織に関連するフィルターのみが更新されます。一方で、デフォルト組織にスケジュール設定されたグローバルタスクは、グローバルのキャッシュのみを更新します。
TaskSchedulerエンジン周りに、より堅牢なキュー動作とロギングを追加しました。管理者はこの追加されたwebサービスを使用することで、アクティブセッションの機能中断や、プロフィールイメージの素早い読み込みなどを実施することができます。詳細については、次回Yellowfin Bytesのブログを参照してください。
今回のリリースには、非常に多くが盛り込まれているため、お伝えする項目を厳選しなくてはいけません。先日Gartnerからリリースされた、分析とBIプラットフォームのクリティカル・ケイパビリティレポートで、世界トップ5の結果を勝ち取ったYellowfinとしては、今回のリリースの重要点も、次の5つに絞って紹介します。ぜひ、動画をご覧ください。