Yellowfin 選定ガイド

Yellowfinは、エンタープライズアナリティクス、および組み込みアナリティクス両方のユースケースで使用され、独自のアナリティクスアプリケーションを構築します。本ガイドを活用することで、Yellowfinが要件に対して技術的に最適であるかどうかを確認できます。

アナリティクスインテグレーションライフサイクル

  • アナリティクスインテグレーションライフサイクル

    Updated 27 10月 2020

    アナリティクスインテグレーションライフサイクルとは何ですか?

    ビジネスインテリジェンスやアナリティクスソリューションを既存のアプリケーションに統合、または組み込む場合、プロジェクトを成功させるために完了する必要のあるいくつかのフェーズがあります。

     

     

     

    プロトタイプ

    早い段階でコンセプトのプロトタイプを作成します。ビジネスインテリジェンスやダッシュボードソリューションを統合することで、データや製品に関するエンドユーザーエクスペリエンスに影響を与える様々なオプションが表示されます。プロトタイプフェーズでは、提供するダッシュボードコンテンツだけでなく、そのコンテンツをアプリケーションに組み込む方法や場所も検討する必要があります。また、ユーザーにどの程度のセルフサービス機能を提供し、アプリケーションナビゲーションを通して、その機能をどのように利用できるようにするのかも検討しなくてはいけません。

    プロトタイプフェーズを通して、ツールの機能と、それらの機能を使用して、エンドユーザーに最適なアナリティクスエクスペリエンスを提供する方法について探究します。

     

    デザイン

    デザインフェーズは、選択したBIツールソリューションの機能によって定義されることが重要です。デザインや製品チームは、ダッシュボードの機能や制限を理解せずに作業をすることがよくあります。これは、ソリューションを開発し、アプリケーションに組み込む際に、下流工程で大きな摩擦を引き起こします。この問題を最小化するためには、作業をするソリューションがオープンで拡張可能であり、製品チームのビジョンを実現できることを確認します。

    ソリューションの機能を決定し、プロトタイプの作成を完了すると、ソリューションのデザインをする準備が整います。このフェーズでは、次の点を考慮する必要があります。

    • データの保存方法や場所
    • ユーザーに提供するそのまま利用できるアナリティクスコンテンツ
    • 既存のアプリケーションにコンテンツを組み込む方法と場所
    • データコンテンツがサポートし、トリガーする運用ワークフロー
    • 組み込むアプリケーションのコンポーネント(例:セルフサービスレポート作成)や、その機能へのユーザーのナビゲーション方法
    • データセキュリティの管理や維持方法
    • 継続的にソリューションを導入し、管理する方法

     

    構築

    構築フェーズでは、開発と分析チームが、そのまま利用できるコアアナリティクスコンテンツを作成します。これにはレポート、ダッシュボード、および顧客の分析ニーズを満たすために必要な自動分析が含まれます。

    通常コンテンツは、選択したツール内で構築されます。これにより、コンテンツだけに集中し、そのコンテンツをアプリケーションにどのように統合するのかに気を取られないようにします。

     

    拡張

    組み込み選択をしたソフトウェアに、製品チームが必要とするすべての機能や対話性が備わっていない場合があります。このようなニーズに対応するために、アプリケーションを拡張できることが重要です。

    このフェーズでは、製品チームが求めるコンポーネント、独自のビジュアライゼーション、ワークフロー、インタラクションを構築するために、開発チームが重要になります。彼らは、カスタムコードを使用して製品機能を拡張します。

    このフェーズの終わりまでに、すべてのコンテンツとワークフローが完了し、アプリケーションに統合できる状態にしなくてはいけません。

     

    統合

    デザインフェーズでは、アプリケーションに何を、どのように統合するかを決定します。このステップでは、開発チームがコンテンツとアプリケーションコンポーネントをソフトウェアに統合し、アプリケーションの外観を独自のブランドに合わせて変更します。

    コアアプリケーション以外にも、マルチテナントサポートやシングルサインオンなどのセキュリティ統合も完了します。

    このフェーズの理想的な成果は、ユーザーにシームレスなエクスペリエンスを提供する完全に統合されたアプリケーションを得ることです。ユーザーに、ソフトウェアとアナリティクスソフトウェア間の移動を気付かれてはいけません。

     

    実装

    組み込みプロジェクトを完了したら、選択した環境にアプリケションを実装します。このフェーズでは、選択したソリューションの監視、メンテナンス、アップグレードを検討しなくてはいけません。

    ステージングと実装は、組み込みライフサイクルの重要な部分であり、適切なガバナンスや制御があれば、開発者がアプリケーションやアナリティクスアプリケーションの新バージョンを迅速にリリースすることができます。アプリケーションはオンプレミスに実装することも、マネージドサービスとしてクラウドに実装することもできます。

    ソフトウェアの性質に応じて、顧客ごとのカスタマイズが必要になる場合があります。開発チームが、データ統合やアクションベースのワークフローをカスタマイズできるようにします。

     

    反復

    顧客のニーズは成長し、変化します。その結果、製品チームはアナリティクス環境の変化を継続的に評価し、優先順位を付けます。アナリティクスコンテンツの度重なる反復と、運用ワークフローを強化する準備をします。

     

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