あなたのBIソフトウェアはビジョナリーですか?
マジッククアドラントへの選出
先日発表したように、Yellowfinは7年連続でGartner マジッククアドラントに選出されました。さらに嬉しいことに、今年はビジョナリー(概念先行型)クアドラントに選出されています。これは、YellowfinがBI業界のイノベーターとして評価されたことを意味します。わたしたちは、他社が追随する製品を市場に投入し、BIソフトウェアの顧客に他社とは異なるサービスを提供しています。
個人的には、これまでの苦労と、アナリティクスを中心とする市場にわたしたちが投入したイノベーションが、本質的に評価された結果だと感じています。
イノベーションカルチャー
Yellowfinのビジネスカルチャーは、イノベーションを楽しむことに集約されています。わたしたちは、他社とは異なるやり方の検討に時間を費やし、これがYellowfinのイノベーションを促進しています。
このカルチャーは、常に顧客に共感することから生まれます。どのような問題を解決しようとしているのか。異なる方法で実施できるか。ビッグデータやアナリティクスのエクスペリエンスに価値を追加できるか。常にこれらの質問を、自分たちに問いかけています。そして、顧客のために、常に異なる方法で考えるようにしています。
例えば、Yellowfinではプラットフォームからひとつのコンポーネントを取り出し再考することは頻繁に行っています。これは、過去の失敗をもとに当時とは異なるやり方で物事を実行する方法を学べるからです。対照的に、一部のベンダーは、販売を目的としたビジネスモデルを採用しているため、顧客から苦情が出て初めて何かを変更します。他のベンダーは、イノベーションの頂点に自然と到達しますが、Microsoft Wordのように、モデルを再考することはありません。Wordには数多くの新機能がありますが、ユーザーの大部分はそのうちの20%程度しか使用していないでしょう。
Gartnerによるビジョナリー(概念先行型)の評価は、素晴らしい成果ですが、わたしにとって最も重要なことは、これが顧客にとって何を意味するのかということです。
求めているものが、常に必要とは限らない
革新的なBIソリューションを探している場合、Gartner マジッククアドラントのビジョナリー(概念先行型)クアドラントは興味深く見えるでしょう。しかし、これが最善の一手目とは限りません。クアドラントを確認する前に、すぐさま事例を確認するのではなく、一度立ち止まって達成しようとしている成果や、解決しようとしている問題について考えましょう。
大多数の人々が、ダッシュボードを求めてYellowfinに問い合わせをしてきますが、実際のところ、彼らはデータから何を求めているのか、組織で何を達成したいのかを理解してもらうところから始めなくてはいけません。人々はどのようにデータを使用し、対話をしているのか。誰が聞き手なのか。わたしたちは常に、何が必要で、何が可能であるのかを、人々に理解してもらわなくてはいけません。そして、大部分の場合、単なるダッシュボード以上のものが必要であることが分かります。
シグナルは、これの非常に良い例です。人々が、始めからこの製品を求めていることは、あまりありません。これは、組織でまだ広く使用されていないため、未だに非常に多くの人々が、これが何であるのか、なぜこれを使用し、これにより仕事がどのように変化するのかを理解しようとしています。5年後、人々はこれについて考えることすらないでしょう。ただ、自動アナリティクス製品が必要なことだけは分かるはずです。
問題の解決に最適なベンダーを探す
解決すべき問題を特定したら、業界からその問題の解決に最適なベンダーを探します。競争優位性を持ち、他社とは異なることがビジネスに重要であれば、Gartner ビジョナリー(概念先行型)クアドラントを確認しましょう。組織をサポートできる興味深いソリューションを明らかにできるはずです。
Yellowfinのビジョンは、人々のデータ使用方法を再考することです。そのため、シグナルやストーリー、プレゼントのようなイノベーティブな製品スイートや、コラボレーション機能を市場に投入しています。
わたしたちはついに、これらのイノベーションのマーケットリーダーとして評価されました。これは、わたしたちのビジョンに対する認識ですが、さらに重要なことは、顧客がYellowfinを気に入っているのは、データを分析して、使用する新しい方法を提供されているからであり、これは非常に素晴らしい成果であると感じています。