AbrigoはYellowfin シグナルを使用した自動データディスカバリーにより銀行業界の顧客を支援します

背景

Abrigoは、アメリカの金融機関が金融犯罪に対抗し、融資や預金を増やして、リスクを最適化するためのエンタープライズテクノロジーにより地域社会を支援するソフトウェア企業です。

Abrigoのプラットフォームは、銀行のデータを一元化し、コンプライアンスを確保して、規模の拡大と利益ある成長のための効率性を提供するデジタルユーザーエクスペリエンスを構築します。Abrigo Connectを含むAbrigoの製品スイートは、ビジネス全体のデータを一元化し、成長機会やリスク領域、金融機関の健全性を示すドリル可能なダッシュボードに簡単にアクセスできるようにします。

Abrigoは2020年に、銀行業界の顧客向けアナリティクスサービスを拡張するためにYellowfinの導入を選択しました。Yellowfinの自動分析やレポート作成、モニタリング機能を追加することで、これまでの手作業による複雑なプロセスを必要とすることなく、ユーザーがより素早く、簡単にインサイトを引き出し、アクションを実行するサポートをすることができます。

CFIには、データサイエンスチームや、独自のレポートを一から構築するための高度なツールが備わっていないことが多いです。AbrigoのデータおよびYellowfinのダッシュボードは、これを非常に容易にすることができます。

Abrigo 最高テクノロジー責任者 (CTO) – Dave McCann

課題

Abrigoの金融機関の顧客（銀行、信用金庫など）のビジネスデータは、多くの場合、別々の機能分野のサイロ化されたデータベースに存在しています。その結果、データの効率的な集約および相関は、多くの銀行責任者にとって共通の障害となっています。

Abrigoのテクノロジーは、銀行の様々な機能分野にまたがっており、銀行や信用金庫の責任者は、大規模なインフラやデータサイエンスへの投資をすることなく、迅速にデータストリームを統一することができます。Abrigoのテクノロジープラットフォームは、顧客のデータをまとめてアクセスできるようにする一方で、同社は基礎的なテーブルの結合以上のものを提供したいと考えていました。

Abrigoはすぐに、金融機関の顧客のために、視覚的に魅力的でインタラクティブなアウトプットの作成を検討しました。これを実現するために、統合されたデータを分かりやすく、ドリル可能なダッシュボードに表示するユーザーインターフェースを迅速に構築できるアナリティクスパートナーを探すことにしました。

ソリューション

情報の可視性と分析にいくつかのギャップがあることから、Abrigoは既存のサービスをウェブベースのアナリティクスエンジンと統合することで、銀行業界の顧客に、より深いエンタープライズレベルのインサイトおよびアナリティクスを提供することを決断しました。同社は、ダッシュボード機能やカスタム計算式、他のツールとの統合やユーザーエクスペリエンスなど、広範な機能を持つYellowfinを選択しました。

Abrigoは、Yellowfinを使用することで多くの機能強化を実現し、これまでの課題に対処することができました。まずはこの導入により、これまで無関係だったデータベースを組み合わせて新しいインサイトを引き出し、すぐに使用できるレポートやダッシュボードを準備することで、Abrigo Connectの既存のアナリティクス機能を拡張しました。

次に、YellowfinのAbrigo インスタンスでは、ユーザーが独自のデータをアップロードできるようになりました。これはユーザーが、Abrigo内とシステム外の両方を組み合わせたい場合に重要なインプットになります。

最後に、Abrigoの銀行業界の顧客は、人工知能と機械学習を実装したシグナルを通して、自動分析を活用できるようになりました。シグナルは、重要なイベントに対して自動的にアラートを通知するYellowfinの製品です。現在Abrigo Connectの一部となったシグナルは、銀行業界のユーザーにデータの変化を即座に通知できるようにすることで、彼らが手作業で傾向を調査することなく、即座にアクションを起こすことができるように支援します。

メリットと今後の展望

Abrigo Connectの最終的な顧客価値は、Yellowfin シグナルを通してデータディスカバリープロセスを効果的に自動化することで、銀行業界の顧客がデータからより多くの価値を引き出すことを可能にし、ユーザーがインサイトに基づいてアクションを起こすための時間を増やすことです。Yellowfinはまた、Abrigo Connectが金融機関の機能分野の主要データを一元化し、経営陣の可視性を高めるのにも役立っています。

「CFIには、データサイエンスチームや、独自のレポートを一から構築するための高度なツールが備わっていないことが多いです。AbrigoのデータおよびYellowfinのダッシュボードは、これを非常に容易にすることができます」と、McCannは言います。

Abrigoは近い将来、YellowfinのパートナーであるWCIと協力をして、ユーザーがすぐに使用できるビジュアライゼーションを作成する計画をしています。目標は、金融機関の責任者たちが、カスタムレポートに時間を費やすのではなく、すぐに価値を引き出せるようにすることです。WCIと提携をすることで、AbrigoはYellowfin ツールの様々な機能を実際に目にし、金融機関の顧客のニーズに適用することができます。